女装子さんの多くはウィッグ着用派です。
以前よりも地毛女装子さんも増えてきているとはいえ、いまだに主流はウィッグ女装です。
ウィッグ女装子さんの中には、仕事の都合等で地毛にはできないものの
「できれば地毛女装したい!」という方もいるでしょう。
でも…ウィッグというのはとんでもない女装スイッチだったのです!
今回は、ウィッグと女装について極めてポジティブな事実をコラミングしたいと思います。
地毛とウィッグの対比から読み解く、ウィッグの深さとは!!!
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私も女装7年目くらいまでウィッグ女装をしていました。
ウィッグってすごい女装スイッチになるんですよね。
俺のウィッグ 詞クリハラチアキ
女装したい…
俺の中の女が俺を呼んでいる。
…
シャワーを浴び、服を着替える。
少しくたびれた洋服が
「お帰りなさい」と話しかけてくる。
「もう少しだよ。」
男の俺が女の私に
そう話しかける。
心臓の高鳴りは、
俺の私が駆け上がってくる
ヒール音のようだ。
「もう少し待っててね」
顔が変わっていく。
目に線を入れる、
チークをつける、
紅を塗ったらもう後戻りはできない。
この夜が割けるまで、
もう俺は…
目の色が変わる。
疲れ切った男性社会の獣のような目は、
今鏡の前にはいない。
今だ・・・今だ…
ウィッグを被る。
スイッチが入る。
俺は俺でなくなる。
俺は私になる。
鏡を見ると、
そこには女がいた。
さぁ今日はどこに出かけよう?
私は、女装子としての業を全うする。
夜よ、ずっと続いておくれ。
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そんなウィッグという女装スイッチについていろいろと語ってみたよ!
気持ちが変わっちゃう!
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女装とウィッグのみんなの声を聞いてみるとわかった!ウィッグを被るという行為は「女装スイッチ」というよりも、「整いました!!」スイッチだった
ウィッグを被るという行為でなぜ女装スイッチが入りやすいのでしょうか?
実際…
女装子さん
・ウィッグを被るとさぁ!女装!ってなります
・ウィッグが汚いとモチベーションが下がっちゃいますね、、、
・ウィッグを脱ぐと一気に女装offってカンジになりますwwww
ウィッグで女装スイッチがオンする女装子さんは多いのです。
でもこんな声もあります。
女装子さん
・ストッキングを着用するだけで女装スイッチ入るんだけど、
やっぱりウィッグを着用しないとしっくりこないんだよね~~
・スカートをはくとスイッチが入ります。
でもウィッグがないと、不完全燃焼感・・・
やっぱりウィッグが最後の女装スイッチなんですかねぇ
要は、女装したい!となる女装スイッチは別の部分なんだけど。。。。
ウィッグを被る!という行為がないと完全に女装した気持ちになれない。
という意見もありました。
総合すると…
ウィッグは整いました!!!スイッチに近いのかもしれませんね!
要は…
女装するにあたって、
・毛の処理をする
・服を着る
・化粧をする
・ウィッグを被る
女装の順番があると思いますが、
ほとんどの場合、ウィッグを被るという行為が最後にきます。
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ウィッグを被る。。。で女装のスイッチが完全にオンする。
整いました!!
というスイッチなのかもしれませんね。
女装引退中の女装子さん「ヘルメットを被るとたまに女装したくなる」から明らかになる「被ると女装、女装アンカリング」
実は先日、女装を引退中の女装子さんとひさびさにB面で食事してきました。
その時に興味深いことを言っていました。
ヘルメットを被ると、女装したくなるんだよね~w
ほぉほぉ。
これはもう完全に「女装の気持ちがウィッグを”被る”という行為でアンカリングされている証拠」
です。
被る→女装をしている
という習慣的体験がこころの中で勝手に意味付けされ、
被る→俺が私になる!さぁ行こう!
となっているわけです。
だから、女装引退後であっても何かを「被る」だけで、
その女装スイッチが押されてしまい…
あぁ・・・女装したい
となっているのです。
ウィッグを脱がさないで…
つまり、裏を返せば、
ウィッグを女装子さんが脱いでしまうと、
女装スイッチが一気にダウンしてしまう可能性も秘めているのである!!!
女装準備→ウィッグを被る→女装子に!!!「私よ!!!」
女装子状態→ウィッグを脱ぐ→男性モードに「俺だ!!!」
こうなる可能性は十分にあるわけです。
だから女装子さんはウィッグを被り続けてしんどい時は、
トイレ個室などのパーソナルスペースで行うことを望むか、
女装子さんしかいない環境を望むのです。
間違っても男性の前では行わないのがそこです。
ウィッグを被るからこその女装気分。地毛にしてテンションが下がった層も一部存在。地毛が正義ではない!
ウィッグが女装アンカリングになっているので、
ある意味ずーーーっとウィッグ女装をしていた人が、
地毛女装をすると・・・
あれ・・・・ワクテカしない。。。
という状態に陥る人がいます。
結局、「ウィッグを被る→女装」によって造成されていた
「女装という気持ち、女の気持ち」が、
地毛女装になることにより「被る」というフェーズを省略するだけで、
「ちょっとなんだか違う」ということになってしまう方もいるのです。
人間って結局ないものねだりなんですよ。
ないからほしくなる。
手にした瞬間に色あせる。
だから、ウィッグ女装子さんの中には「地毛にしたい」と思っている方が
いますが、
冷静に考えてみると地毛じゃないから楽しい
という側面もあるはずです。
そして、中には「B面の職を辞してでも、地毛にする!!」と意気込む方もいますが、
冷静に考えてほしいと思います。
ウィッグ→地毛にした私からすれば、
地毛にしても結局何かが劇的に変わるわけではないよ
ってことです。
地毛原理主義者の方もいますし、地毛女装になることを完全否定はしませんが、
冷静になって考えてみてね!ってことです。
今のところ、長髪にした分だけ男性の場合は、職業選択の自由は格段に下がります。
自営業や社長業だって、長髪というだけで若干のデメリットがあります。
(まぁそれを帳消しにするくらいのメリットをクライアントに提供できる人は別ですけどねw)
はっきり言って、
地毛にするということだけに焦点をあてれば、
職業選択の自由を狭めるリスクに見合うリターンは全くありません。
地毛にしたから…
地毛絶対評価になってはいけません。
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地毛はあくまでツールです。
自分はこうありたい。
自分はこうしたい!!!
その中の実現のプロセスの一部として地毛女装というフェーズがあるに過ぎない
という意識は非常に重要だと思いますよ!
ウィッグは深い。
いかがでしたか?
ウィッグって深いんですよ。
被るというとんでもない女装アンカリング。
そして地毛女装との対比。
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ウィッグって手がかかるし、めんどくさいし、
ずっと被るのしんどいじゃないですか…
地毛だと楽そうじゃないですか。実際楽ですし。
でも…
ウィッグはウィッグなりのいい部分があるし、
地毛は地毛なりのリスクってものがあります。
人生は一度きり。
ウィッグを被る(かぶる)で女装を楽しむのもOK
地毛にして楽しむのもOK
だけど、地毛にしたことでウィッグを被らず(かぶらず)とも、
人生のマイナスのリスクを被る(こうむる)ことは避けた方がよろしいでしょう💛
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最後までお読みいただきありがとうございました。