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女装の世界・ナレッジ

消えちゃう・いなくなっちゃう女装人の特徴5選「今の当たり前を大切にしよう」



女装の世界は、大多数の人は「趣味の世界」
女装子さんであればB面、チェイサーさんにとっては一般社会
という生活のベースがあり、「女装人としてのもう1人の私」という
アイデンティティーを持って女装コミュニティで活動しているわけです。

私が10年以上女装界をウォッチしてきている中でも、
「女装コミュニティに出入りしてたのに、いなくなっちゃう人」は今までたくさん見てきました。
そんな人たちにはある特徴があります。それをまとめてみました。
消えちゃう・いなくなっちゃう女装人の特徴5選。

■消えちゃう・いなくなっちゃう女装人の特徴5選「今の当たり前を大切にしよう」

ノンケ戻りの記事でも書いたんだけど、
毎年「あの人どこいっちゃったんだろ・・・」という女装人は出てきます。
しかもその時は、思うよりも突然やってくることも多いです。

いわゆる女装コミュニティに顔を出さなくなる人。
多くは一般社会に戻る「ノンケ戻り」なんですが…
コミュニティとは関係を断ち独立活動をする方もいれば、
完全に「女装遊び」から足を洗う方もいます。引退状態です。

悲しいけど、出会いの数だけ別れはあります。
不慮の別れもありますが、
人為的な原因で別れてしまうことも。
できれば、悲しい別れは嫌ですよね!!!
ということで、見ていきましょう。

 

 

B面・生活ベースの仕事が超絶忙しい人

B面や生活ベースが超絶忙しい方は、女装の世界から離脱する傾向にあります。

私が、女装初心者のころ、ずーーーっとおひとり様女装をしていた私を
女装コミュニティに引き入れてくれた、私のこの世界で初めてのお姉ちゃんともいえる存在、
山下優ちゃんという女装子さんも、このパターンで女装の世界から姿を消しました。

どうしても時間的制約があったり、優先順位が生活ベースになるので、
女装に時間を割いてられない・・・
というパターンです。

これは本人にとってはポジティブな理由である場合が多いですが、
女装コミュニティの人たちには一抹のさびしさが残るパターンです。

でも、このパターンは数年後にひょこっと戻ってくることも多いです。
仕事が落ち着いたりすれば、本人も「ひさびさに女装でもしてみっか」ってな具合で。

 

 

女装アイデンティティーが「女装」じゃない人。本当に埋没したいGIDさん。

GIDさんやアイデンティティーが「女装子・男の娘ではない」方は
女装コミュニティから姿を消しやすい傾向にあります。

とくに埋没したいGIDさんは、そもそも「女装であることをポジティブにとらえる」
女装コミュニティとはそもそも方向性が一致しません。

まれにあるパターンがGIDさんが女装の世界で「女装扱い」を受けて
それにショックを受けて「私は女装なんかと違う!」と拒否反応を示して
女装の世界からいなくなってしまうパターン。
この場合も、残された女装人たちは「なんなんだ、あいつ」という反応ではなく、
「必死にアイデンティティーを守ろうとしたんだな、
きっとあいつに合った世界があるはずだ。もし戻ってきたら
優しく受け入れてやろう」という大きな気概があればうれしいところです。

 

 

B面・生活ベースが崩れる人・女装沼ラストステージにいっちゃってる人

いわゆる女装遊びを覚え、仕事や家庭などの生活ベースが崩壊する方は、
ほぼ間違いなく女装の世界から姿を消します。

なぜなら、ある程度のお金や基盤がないと女装遊びは楽しみにくいからです。

ベースが崩れても、女装の世界でフルタイム女装生活を開始したりする方もいますが、
多くの場合、それもうまくいきません。
うまくいく人ももちろんいますけどね💛

人間、生活基盤が崩れると、ストレスが多くなってしまうため、
人間関係にもそれが伝染し、ネガティブな離れた方をしてしまう方もいます。

趣味女装子さんの場合、「AもBも大事」という意識を忘れずに、
女装「も」楽しめたらいいですよね!

 

 

生真面目、超絶完璧主義者で”曖昧さや変化”を受け入れられない

良くも悪くも女装の世界って、

・年功序列もあんまりなくて
・階層構造もあんまりなくて
・一般常識とはちょっと観念が違う部分があったり
・いろいろとフラット化されてるけども
・一般常識と一致してる部分もあったり

とにかく、結構、倫理観とかモラルが曖昧な部分が多かったりします。
そしてそれがすぐに変化したりします。
それが女装コミュニティの楽しい部分なのですが・・・

人によってはその曖昧さや変化が受け入れられない場合があります。

いわゆる生真面目な方や、完璧主義すぎる方です。

・決まっていることを決まっている通り行う
・予定通りに行う
・ルールをガチガチに守る

こういったあり方が心地がいい人にとって、
女装の世界は少しだけ居心地が悪く、ストレスに感じちゃうことがあるのです。

でも、そういった方々は、
揺らぎを受け入れる練習
と思ってみてもいいかもしれませんね💛

・映画館なのに映画館じゃない
・付き合ってるのに、普通に他の人とも…?
・女装の姿をしてるけどアイデンティティーが様々
・女装をしているモチベーションが様々
・本名を名乗らないけど、本名を名乗ったような付き合いをする
・しない人もいる
・・・etc

社会って階層構造があるから、正義がある社会の中では一本化しやすい。
たとえば会社だったら先輩後輩、上司部下、お客様お店、先生生徒…みたいな。
先輩の言うことに後輩は従い、上司の言うことに部下は従い…みたいな。
要は、みんな言いたいことがあっても我慢するんですよね、社会ってw

でも女装の世界のようにフラット化された世界では、
みんな言いたいことを言えるので、
人それぞれの正義が表出しやすいんですよ。
めちゃくちゃ多様なの。

でもこれからの時代は、そんな時代になっていく。
今までは1つの正義をマス(集団・大多数)が動かしてたのが、
マイクロ(個人・少数派)にバラバラになって同じ価値観同士がつながる。

そんな時代に幸福に生きるあり方は、
「流れに身を任せる。」です。
そして、「変化を前提として世界を見る」ことです。

女装の世界はそんな次世代の社会がある意味少しだけ先に到来している世界なんですよ。

今日正しかったことが、明日には正しくなくなる。
今日栄えてたものが、明日には廃れる。

そんな変化を前提とし「ま、そうだよね」と流れに身を任せられる生き方を、
女装の世界で練習している!ととらえると、
生真面目、過剰な完璧主義者の方にとってポジティブな意味があるかもね💛

これからの時代はちょっと不真面目なくらいがちょうどいい。
でも大前提として、女装してる、女装遊びをしてる時点で
世の中の生真面目な人よりかは
ちゃんといい意味で不真面目なんですけどねw

不真面目に生きる練習、女装の世界でしてみましょう💛

 

 

劣等感を周囲にネガティブ発散する人

これは別に女装の世界だけじゃないです。一般社会でもそうです。

これは本人にとってもよくないし、周囲にとってもよくない。
誰も得しないことです。

世の中ってうまくできていて、
世の中のためにならないことをやってると、
遅かれ早かれ時間差があれど、
必ず淘汰される。

逆もそうなんですけどね!
世の中のためになってることをやってると、
遅かれ早かれどんな形かはわかりませんが、報われるんです。

いずれにせよ、劣等感をネガティブ発散するというのは、
劣等感を抱き(ここまではOK)、
そうして嫉妬や妬みで悪口を言ったり、いけずをしたり…する人です。

劣等感を抱いてしまうのは仕方がありません。人間だもの。
自分より明らかに美人な人を見たり、
自分ができてないのにやりたいことできてる人を見たり、
自分と同じだと思ってた人が自分以上に成功してしまったり…etc

そして劣等感を抱く。

私も、高校時代くらいまではそうでした。
劣等感の塊だった。
本当に、自分が嫌いで嫌いで仕方がなかった。

でも、結局、自分自身と向き合って、何かを成し遂げたとき、
自分の心の真ん中に向かって、自分自身が愛情を注ぎ始めました。
気づいたら劣等感なんてなくなってました。
むしろ「お前もう少し劣等感持てよwww」というくらいになってしまいましたw

そのあたりは私の女装遍歴の自叙伝で書いてるよ💛

劣等感を抱いてるだけじゃ目の前の景色は何も変わりません。
劣等感を抱くのはいい。
でもそこを受け止めてどう動くかが勝負なんですよね!

少なくとも、
劣等感を抱いた後に、それを周囲にそのまま発散することで
目の前の現状が変わるわけがありません。

嫉妬に関する記事なども参考に💛

そういうのって、女装の世界だけじゃなくて、
今の人間社会を見渡せば、枚挙にいとまがありません。

私の前の会社でもありました。
超数字のできる営業マンが、異動した瞬間に、
その異動先の先輩に不利な条件を押し付けられまくってるとことか…
でもその先輩は、半年後、異動させられました。
そのできる営業マンが昇進しその部署のマネージャーになりました。

女装ワールドで何度も申し上げていますが、
人生はブーメラン。

人にしたことは良くも悪くも自分に帰ってきます。

ネガティブなコンプレックスを周囲に発散する人は、
いずれその毒気のようなものに自分自身が食いつくされ、
いなくなってしまいます。

人のことを悪く言ってばかりの人は、自分も言われてしまう。
人のことをモノのように扱えば、自分も裏切られる。
人のことを大切にできなければ、自分も大切にされない。
人のことを見下していれば、自分も誰かに見下されます。
そんなもんなんですよ…。

もしあなたが思い当たる節があるのなら、
女装をしたときのキラキラした気持ち、思い出して💛

周囲にそんな人がいたら、自分前巻き込まれる前に遠ざかるのがいいかもね!

 

■まとめ:日々の当たり前の尊さをかみしめよう!

いかがでしたか?

今いる人も突然いなくなっちゃうかもしれない。

今ある日常とか当たり前って、当たり前の中でそのキラキラした光のような尊さが埋没しがちなんですけど、
でも日常の当たり前は、本当はすごくすごく尊いもので、奇跡のようなものなんです。
一体人間社会が誕生して、何年の月日が流れてると思う?
そんな中のたった80年くらいの人生の中で、しかも同じ時間を共にする仲間たち。

すげえ奇跡の中で出会えてるって思うとすごく尊いものに思えてきます。
すると自然と、今当たり前に出会ってる人たちに感謝の気持ちがわいてきます。

消えてしまった人も、きっと帰ってくるかもしれない。
その時は暖かい気持ちで迎えてあげたい。

今いるお友達がいつ消えちゃっても後悔のないように、
感謝の気持ちと毎回の遊びを全力で楽しみたい!!

あなたか、あなたの知人の中に、
この5つに当てはまる部分があったら要注意・・・!

本日もお読みいただきありがとうございました。

あ、ちなみに「もう女装やめます!!」って高らかに宣言しても、 ずっと女装をやめる確率は1%くらいです。 高らかに宣言すればするほど、完全引退率は下がります。 それを「女装の紳士服店現象」と言います。

 

 

 






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