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彼のために性転換するもののその後破局。誰かのためじゃなく、自分のために行おう! 



ニューハーフさんや女装子さんがフルタイム化すると・・・
性転換手術(SRS)という選択を行う方も中には出てきます。
今回は、「彼のために性転換→破局→どうしよう?」という壮絶エピ。
誰かのためじゃなく、自分のために行うべき性転換のコラム。

性転換だけではなく、人生に通じます。
誰かのためじゃなく、まずは自分のために行動しよう!

性転換手術は、最近「保険適用」になるなど話題になっていますが、決して安易に行うものではありません。
本日は、性転換手術によって人生選択を誤ってしまったあるニューハーフさんの
エピソードを交えながら、誰かのためじゃなく、自分のために行うべき性転換のコラムをお伝えします。

彼のために性転換→破局→どうしよう?

今回のお話はニューハーフAさん(匿名)。

Aさんは昔からGIDで、女性にもてるほどのイケメンであったが、
女性にモテても全くうれしくなかったという。
結局、高校卒業後、ニューハーフとしてショーパブで働く。

ある程度稼げるようになってから、Aさんはホストクラブに通うようになる。
そこで出会ったホストと同棲生活を開始。同棲生活開始後1年たったくらいで
Aさんは「彼(ホスト)と一生添い遂げる」と決めたという。
ホストも「おまえを一生守る」とAさんを生涯のパートナーにすることを誓う。

その後、Aさんは完全に女性になるために性転換手術を決行。
ニューハーフとしては男性器を切断した時点で商品価値は下がる。
「ついてる女」「ついてるのに女」「女なのについてる」
ことに大きな価値があるのがニューハーフであることは何度も取り上げてきたのでいうまでもないだろう。

しかしAさんはホストの一生のパートナーとして女性として生きることを決断したのである。

ホストも「おれのために女になるなら一生おまえを守る」と言ってくれたらしい。

しかし・・・・・・・
性転換手術後、ホストは別の純女と浮気。
Aさんとの同棲生活を一気に解消。

Aさんは人生をかけた性転換手術をしたにもかかわらず、ホストに捨てられたのである。

性転換手術は不可逆的な手術であるため、
いまさらもう男性器をつけるわけにはいかない。
ニューハーフとして商品価値は下がったまま・・・・

Aさんは、人生の喪失感と今後の人生の不安に一気に襲われた。
もう戻れない男性器のついた自分のからだ・・・
自分が何のために男性器を切除したのかわからなくなり、
手術後の痛みなどにも耐えるモチベーションがなく、
彼女は完全鬱状態になりました。。。。

しかしながら、Aさんは元々「女性になりたい、自分が男性であることがいやだ、
自分は女性だと本気で思っている」GIDであったため、
性転換手術をしたことを後悔はしていなかった。

それが救いとなって・・・AさんはOLとして事務員として
小さな貿易会社に就職。その後、女性として生活しているという。

壮絶です。

・ニューハーフとして成功していた
・でも、男性と恋に落ち、男性の要望に沿って「性転換手術」
・ニューハーフという商品価値はなくなった
・しかし、男性は婚約破棄
・ニューハーフに戻ろうとしても、ナシナシなので、
以前のような商品価値はない
・女性として昼職就職
・唯一の救いはこのニューハーフさんはGIDだったので、
性転換手術をしたこと自体は後悔せず前向きにとらえられていること

※誤解の内容に言っておきますが、ニューハーフというのは
あくまで職業上の名称であり特定個人の在り方を表すものではありません。
警察官、教師、ニューハーフのようなものです。
なのでニューハーフとしての商品価値という言葉に対して、
「人に対して商品価値とは何事だ!」という反論をする方がまれにいらっしゃいますが、
「ニューハーフ」という言葉は、あくまで商売のための用語なので、
「ニューハーフという商品価値」という言葉は自然なコロケーションです。
万が一そんな反論が頭に浮かんだ方がいらしたら念のため断っておきます💛

 

 

よくある失敗。誰かのために性転換する。それは絶対によくない。自分のために、自分がやりたいから、自分の決断で性転換すべき。

もちろん、この方が男性と恋愛関係になり、
この男性にこたえたい!!!という思いでSRS(性転換手術)を
決断したその思いは一切否定しません。
ものすごく純愛でステキなことだと思います💛

しかし、「性転換」という不可逆的な行為に関する行動判断としては
少し間違っていた部分があるのではないかと思うのです。
これは、女性ホルモンの摂取などの「女性化」にも言えることです。

女装の女神K
不可逆っていうのは、一方通行ってこと。
いったん女性化すると男性時のようには戻れないよ!ってこと。
生殖機能の減退やSRSにおいては男性器の再構築などは今のところ
不可能!ということ。

SRS(性転換手術)のような、人生における大きな決断であれば、なおさら、

自分のために、自分がやりたいから、自分の決断で性転換すべき。

なんですよね。

・誰かに言われたからSRSしてみる
・ある人を振り向かせるために、リスクも何も考えずSRSする
・性転換が保険適用になったので、ラッキー♪と思って、とりあえずSRSする

「そんな人おらんやろwwww」と思う方もいるかもしれませんが、
いるんです。本当に。

人間は、恋をしていたり、周囲の人たちの価値観が偏っていたりすると、
本当に考えられないような行動に出てしまう可能性のある生き物なんですよ。

常に基準は自分であるべきです。
それが性転換や、女性化など不可逆な行動に関してはなおさらだということ。

自分のために、自分がやりたいから、自分の決断で性転換すべき。

このニューハーフさんの場合、「彼氏のために」
自分が性転換をしたいのかどうか?に関して、自分なりの深い思考がないまま、
性転換手術を実行し、婚約破棄後しばらく鬱状態になっています。

何のために性転換をしたのだろう・・・・?

もしこれが自分基準での決断であれば、
婚約破棄のショックだけで済んだのです。

このような過ちは繰り返してはなりません。

SRS(性転換手術)の体験談はこちらの記事がおすすめ!

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もし、GIDじゃなかったら、終わってたかもしれない。

女装を行う方々の半数以上が、
「女性になりたいから、自分の性を女性に一致させるために行うGID女装」
ではなく、「自己女性化愛好か、フェチ女装」です。

あなたはどの女装行為?

女装子さんやニューハーフさんの中で、フルタイム女装をしていても、
全員が女性になりたい、こころが女性である方=GIDさんは
果たして何人いるでしょうか?

Aさんの場合はGIDであったため、男性器切除は自己実現の一部であるため、
切除後の人生も後悔はそこまでなかったでしょうが、
もしAG(自己女性化愛好)だったら・・・おそらく、
男性器がない自分、もう戻れない自分、性転換手術後の弊害に
悩まされ、最悪の場合自殺していた可能性もあります。

実は、触れられない闇なのですが、SRS後のニューハーフさんの自殺は
まれにあります。SRSを後悔するニューハーフさんのほとんどは、
「男性器を取り戻したい」と思うのです。
でも一生戻れない・・・この絶望感は、本人になってみないとわからないですが、
想像するだけでも壮絶です。

女装界にいると、リスクを考えなさ過ぎる無謀なフルタイム女装化や、
女性化を目にすることがあります。
女装ワールドはそのような行為に対するリスク啓蒙や警鐘を鳴らしてきていますが、
まだまだ後が絶ちません。。。
せめて女装ワールド読者様だけでも、

・自分基準で
・SRS(や女性化)をするのかどうか

を決めていただきたく思います。

SRS(性転換手術)をすべきかどうかの判断基準はこちらの記事がおすすめ!

【トランス 性転換】性別適合手術=SRSを受けるべきかの判断基準・デメリットやリスク。

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人間の感情は「契約」以外では拘束できない。「人間の感情は絶対に変化するもの」という前提のもと、「自分基準で」判断しましょう!

いかがでしたか?

「彼のためにSRSするor女性化する」という行動選択は聞こえはいいかもしれませんが、
非常にハイリスクな行為であることを肝に銘じておくべきです。

彼が心変わりしたらどうするの?
何の契約も結んでないのに、
何の将来の保証もないのに
女装に人生をかける選択をしていいの?
女装でどうやって生きていくの?
こういった問いかけが欠落している場合が多いのです。

人間の感情は毎秒変化します。

カレー屋さん行こう!!!

外に出ると、寒い

やめよう!

人によって変化のタイミングや変化する要因はさまざまですが、
人間の感情は毎秒変化してるのです。

だからこそ、この社会には「契約」というものがあるのです。
「契約」を一言でいうとなんていいます?

わたしはこう言っています。

契約とは、
人間の感情を未来にわたって拘束するもの

これです。

結婚も、結婚制度を利用した契約です。

結婚したい!!!!夫婦になりたい!!
という気持ちを何十年後も継続するために契約を結ぶのです。
不倫が世の中で後を絶たないのは、まさに人間の感情が変化している証なわけですよw
だからこそ、不倫をすると「契約不履行」になって、慰謝料とかが発生してくるわけですよね!

人間の感情は絶対に変化します。
それを契約によって拘束できるのが今の社会。

裏を返せば、
契約を媒介としないものは、すべて変化するリスクがあるということです。

だから、

・君を社長にしてやるよ!!!
・君を半年後にチーママにしてやる!!!
・君を一生の伴侶にするよ!!!!
・君を一生守っていくよ!!!!

これは、それを発した現時点での感情にすぎません。
契約がなければ、それを未来には拘束できないのです。

そんなリスキーなもののために、
性転換や女性化を、安易にするものではないのです。

結局、人間は契約かよ!!!!

という声が聞こえてきそうですが、
そんな無機質なものではありません。
が、性転換や女性化など人生を大きく変える決断に際しては、
できるだけ不確定要素を排除しておくべきだということ。

不確定要素=他人の感情

自分の感情で、これがしたい!という気持ちに正直であれば、
きっとブレないはずです。

ぜひ何かの参考になれれば幸いです。
本日もお読みいただきありがとうございました。






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