こんにちは。私は女装界隈で10年以上いろんな人と関わってきましたが、
女装の楽しさの1つに「B面だけだったら絶対に出会えなかっただろう人と出会える」ことがあるじゃないですか。
一般社会だと、分かれている業種とか階級とか年代とか・・・
そういうのがフラット化している優しい世界。人のるつぼなわけです。
しかし、この「誰とでも出会える」というのはある種諸刃の剣なのですよ・・・
「女装」が楽しい理由の1つに「社会的レイヤーを無視していろんな人と出会える!というのがある。
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一般社会だといろんな社会的要素で分かれていて、出会うはずのない人と出会える面白さ。
その反面、出会うはずのない人と出会うことで人生が暗転する場合もあります。
それほどに、人は関わる人に左右されがちな生き物です。
関わってはいけない人と関わると、自分が消耗してしまい、
楽しいはずの女装ライフがいつのまにか「消耗の女装ライフ」になってしまいがち。
私はそうなってしまい、楽しかったはずの女装が楽しくなくなってしまう人を何人も見てきました。
そうなっていただきたくない。その意味で書き上げました。
他人の悪口ばかりを言う人
他人の悪口ばかりを言う人は、女装界に限らず距離を置いた方がいいでしょう。
悪口の毒素って知ってます?
悪口の毒素
ハーバード大学のテイチャー博士らの脳科学の研究から、悪口は本当に毒であることが分かってきました。毒の種類はなんと神経毒です。
何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ | 岩崎 一郎 (著)
悪口って本当に百害あって一利なしなのです。
他人の悪口ばかりを言う人というのは以下の特徴があります。
・嫉妬心が強い→その人の悪口を言うことで自分が安心しようとする。悪口で疑似的に相手を低めることで安心感を得る。
・独占欲が強い→悪口によって造成されるネガティブなラポール(人間関係)で人をまとめようとする。(しかしそんな人間関係は続かない)
・基本的に不幸→悪口は「自分が不幸であること」の表明と同じなのです。不幸な人は「他人に対する期待値が高い人」で、他人に対する期待値が高い人というのは、
基本的に自分に自信がない人が多いです。
悪口の心理は私の一般媒体に書いてますのでご興味ある方はご覧ください。
女装界って人のるつぼの分、悪口が発生しやすい環境が整っています。
悪口というのは「期待値のズレ」によって発生するわけですよ。
「Aさんにこのように行動してほしい!」というBさんの勝手な期待値にズレが発生すると、
BさんはAさんの悪口を言ったりするわけです。
あとは、「自分に近しい人物」において発生します。
要は基本的に嫉妬心が多かったりするわけです。
女装界は「本当は遠く離れた存在」同士であっても、
「女装」という共通項がすでにデフォルトでインプットされた状態で
関わる場合が多いので、嫉妬心や悪口が発生しやすいのですよ・・・
そのような人と関わると、本当に自分が消耗するのですよ。
誰かの悪口ばかりを簡単に言う人というのは、裏を返せば、今関わっている自分の悪口も
どこかで簡単に言われてしまう可能性があるわけです。
関わっても損をするだけです。適度に距離を置きましょう。
簡単に儲け話をもちかけてくる人「俺、リッチマン」
これも女装界隈にかかわらずですが、簡単に儲け話を持ちかけてくる人は信用しないほうがいいでしょう。
儲け話なんて、簡単に流通するはずがないのですよ。
本当の儲け話をする人というのは、本当に仲がよくなったり、お互いの素性がわかったうえでしか少なくとももちかけてきません。
基本的に、儲け話というのは、今儲けている人の間でしか流通しません。
これは儲かっている人であればわかる話です。
なので、まだ親しくもないのに簡単に儲け話をもちかけてくる人というのは、
・その人は儲かっていない可能性が高い
・「簡単に儲け話をもちかけることで人がどのように評価するのか」すらわかっていない人なので、
・基本的にはその人の話に乗っかっても、儲かることはないし、騙される可能性が高い
わけです。
儲け話をすることで「俺、リッチマン」アピールをしたり、
「俺頭がいいんですよ」アピールをしているつもりかもしれませんが、
それも一種の自己顕示欲の現れなのです。すぐに距離を置きましょう。
その儲け話というのはたいて、
・ネットワークビジネスへの誘い
・理想論ばかりで結局は儲からない話
・理論上は合っているけど実行力がないからいつまだ立っても実現しない話
です。
ちなみにネットワークビジネスというのは、合法ですよ。
とはいえ、「儲からないだけ」で終わる人がほとんどなので、
「儲かる」と言って騙すことが問題なので、あしからずw
自分の考えを絶対視して押し付けてくる人「俺、正義マン」
自分の考えを絶対視して押し付けてくる「俺、正義マン」はめちゃくちゃ注意です。
基本的に、世の中は十人十色のいろんな正義が錯綜するもので、
「私の考えはこうだけど、あなたの考えはこうだよね。一致する部分と一致しない部分がある」
という「当然、人間というものは一致しない正義もある」というのが大前提で生きなければなりません。
それが大部分一致すれば友人になれるし、一致しなくても「ここだけは一致しておきたい」という
譲れない正義が一致しても友人になれるわけで。
とはいえ、何もかもが一致している人間関係などこの世には存在しないわけですよ。
その大前提の上で、「自分の考えが絶対で、しかもそれを他人に押し付ける」というのは、
まさにこの世の大前提を無視した行動で、野球で3アウトになっても交代せずに
「ずっと俺のターン」とか言って打ち続けているようなものなのです。
安易に女性ホルモンの服用をすすめる「女装するんだったら女性ホルモンうたなきゃだめよ」
中でも注意すべきは「女性ホルモン服用強制」を簡単にする人です。
ある程度人間関係ができて「副作用の説明」も「女性として生きていく覚悟」があると
わかった人間関係内ですすめてくるならまだしも・・・
出会ってそこまで仲良くもないのに「副作用ありまくり」な女性ホルモンの服用を強制する人がいますね。
注意です。
エセ親分肌「私の言うことだけに従ってればいいのよ」
初心者さんをねらっては虚飾の親分肌を発揮しちゃうタイプもいます。
初心者の人って、一見独特な女装の世界にビビってたり、
不安を抱えたりしている場合が多いのですよ。
一般社会とそんなに変わらないんだけど、少し異質な部分があるので、
「いったんいろいろ体験してみないとわからない世界」があったりします。
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【女装 ルール】初心者が最初はちょっと戸惑う・わかりにくい女装界の常識・習慣5選
どんな世界にも、掟(おきて)、常識、ルールみたいなものがあります。 いわゆる一般社会とは少しズレてたり違ったり認識が異なるローカルルール・ガラパゴスルールです。 でもそれは、時に「変えていくべきもの、 ...
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そこにつけこんで「私の言うことだけに従ってればいいのよ」というエセ親分肌を発揮する人がいますが、そのような人も要注意です。
そしてほかの人と仲良くなると不機嫌になったりします。
中には本当に親分肌な人もいますが、そのような人は周囲を見ればわかります。
自然と人が集まってくる人、いるでしょ?
あとは誰か別の人と仲良くなっても「楽しみなさい♡」と言ってくれます。
あるいは本当にやばい人と仲良くなると「注意しなさいよ」と言ってくれます。
そのような人は本当に面倒見がいい人なので、いろいろと教わるといいと思います♡
すぐに「俺は悪い」アピールをする人「俺、元悪かったんだよマン」
「俺、元悪かったんだよマン」も要注意です。
「元ヤ〇ザだから」とか。「元々ものすごく犯罪行為をしていた」とか。
元ヤク〇とつきあってはいけないと言っているのではありません。
今すでに足を洗ってる人とかは、むしろすごくいい人が多いです。
しかし「俺は昔悪かった」とか自らすすんでアピールする人は見たことがありません。
本当に悪かった人とというのは、自らすすんで悪いアピールは絶対しません。
普段はものすごく人当りがよかったりするので。
本当に悪い人というのは、自分が悪いことをバレたくない人が多いので、
本当に仲良くなってからでないと正体を明かしてこないものです。
だから簡単に「俺は悪い」アピールする人は、ただの虚栄心の表出である場合が多いのです。
そもそも仲良くもなってないのに、犯罪行為をアピールするって、どうかしてるじゃないですか。
虚栄心が強いということは嫉妬深くて、他人に対する期待値が高いから、
「自分を大きく見せよう」とするのです。
そのような人と関わると本当に面倒ごとに巻き込まれるリスクが高くなります。距離を置きましょう。
感謝の気持ちがない被害妄想が激しい人「自己中被害者コスプレマン」
このような人も要注意です。
被害妄想が激しい人も他人に対する期待値が高く、独占欲と嫉妬心が非常に強いです。
こちらの頭の中にその人のことなど1ミリも思っていない行動であっても、
被害妄想が激しい人のそばにいると「私は〇〇ちゃんに嫌なことをされた」と曲解されて、拡散されます。
はっきり言って、被害妄想された側ははた迷惑以外の何物でもないのですが・・・
それでも、被害妄想の激しい人というのは一定数存在し、
日夜その妄想を他人におっかぶせては、妄想世界を現実と同一視して、
ネガティブ拡散をしているのです。
要は被害者のコスプレをしている「被害者コスプレマン」なのですよ。
自分が被害者になることで「私こんなにかわいそう、みんなわかって!」という
非常にネガティブな自己顕示欲の発散方法なのです。
一般社会だと忙殺されるような言葉であっても、優しい女装界隈というのはそのような
被害者コスプレにも共感してあげられる非常に平和な世界が展開されています。
それは「一般社会で弱者であっても強者と同様に振る舞える」というすごく優しい側面であり、
一般社会ではモノ言えないよう人であっても、女装界隈では言えちゃう。
私はそれはとてもいいことだと思っているのです。
そもそもこの世に生まれているさまざまな格差は、人間が社会というものを効率的に回すために作り上げた虚構なので。
だから、一般社会だと「それただの被害妄想じゃん」で終わらせられることでも、
一緒になって共感してもらえる優しい空間がそこにあります。
でも!!!!!
共感してもらえることに対して感謝の気持ちがない人というのが一定数いるんですよ・・・
一緒になって泣いてあげる、一緒にそばにいてあげる・・・
そのとんでもなく尊い価値をわかって、感謝できる人と、
そんな価値をわからずに感謝の気持ちが一切ない人と。
感謝の気持ちが持てない被害者コスプレマンは自己中心的な人なので、
共感したとて、それはただのその人の自己顕示欲の発散に時間を浪費されるだけです。
「自己中被害者コスプレマン」と一緒にいると本当に時間を消耗しますよ。
感謝の気持ちもない人に、時間を使う必要性は一切ありません。
はっきり言って、そのような人とは関わらないほうがいいです。
そして被害妄想が強い人とそばにいると「いつ自分がその妄想の対象にされるかわからない」わけですよ。
どんな行動をしても、その人にとっては「被害」になりうる可能性があるのです・・・
そんなのいちいち気にしていては、マジで消耗しますよ。
独占欲が激しい人
独占欲が激しい人というのも一定の距離を保ちましょう。
独占欲が激しい人というののも、嫉妬心が強く、人の行動を何から何までコントロールしようとします。
他人に対する期待値が高い人です。
そのような人とそばにいると、自由を制限されやすくなります。
せっかく自由で楽しいはずの女装ライフが気づいたら、ものすごく義務的で強制的なものになっていたりします。
要注意です。
女装界における男女の独占欲問題は「特殊な貞操観念」によって発生しやすい
女装界隈では、「男女における貞操観念」が少し異質な部分があり、
「一般社会の男女関係だと行わないようなことも行う場合がある」側面がありますよね。
要は女装界の貞操観念ってとくに趣味女界隈では「ゆるい」のです。
たとえば、男性が女性を見ていきなりボディタッチをしかけることなどほぼありえないわけですよ。
でも女装界隈、特にディープスポットなどだと「挨拶代わりのボディタッチ」もあるわけじゃないですか。
そしてそれを許容する文化もあるわけです。
文化というのはそこに根差す人の集団合意で発生するものなので。
だからそれが「悪い」というものでは決してないと思います。
「そのような特殊な貞操観念が嫌だ」という人も近年増えてきているというだけで。
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女装子・男の娘の中には、「女装=性行為のため」という層はたしかに存在します。いわゆるAG女装子さんなんかはそのような方が多いです。 しかし、その層だけではないし、その層の全体層に占める比率は低下してき ...
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でも「特殊な貞操観念」に「一般社会における貞操観念」をぶつけると、
独占欲の強い人にとっては「嫉妬する」となってしまいがちなのですよ・・・
なので本気で女性を生きているMtFたちにとって趣味女界隈の貞操観念のゆるさが
「気持ち悪い」と思ってしまう人も出てくるのです。
とはいえ、そこに善悪はないのですよ。
「考え方の違い」に過ぎないのですから。
自分と”ゆずれない正義”を許容しあえない人
最後はコレ。
人間って、本当に十人十色の正義を持っています。
生まれた年代、生まれた家、出会った人、家庭環境、職種・・・
本当にこれまで経験してきたさまざまなものの違いで、人というのは
10人いれば10人とも何もかもが違うわけです。
その中で「ここは趣味があうよね!」「ここは正義が一致するよね!」
という人同士がつながり、二度とないこの人生を楽しく彩るわけですが・・・
その中でも「これだけは絶対にゆずれない正義」って人それぞれあるじゃないですか?
要は持ってる正義の一番の優先順位の要素です。
たとえば、家庭持ちの方であれば「何よりも家族の幸せが大事だ」という正義は
絶対にゆずれない正義かもしれません。
私であれば「義務的に行動しない。ワクテカすることを自由にやる。」という正義は
絶対にゆずれない正義なのですよ。
でもその正義をもって生きていると、「その正義、違うんじゃね?」と言ってくる人、
すなはち「正義と一致しない人」が出てくるわけです。
でもそれは悪いことではなくて、それが十人十色の人間社会、正義錯綜社会を生きるということじゃないですか!
絶対にゆずれない正義が一致しない人というのは、人間関係をきずいても、
お互いがストレスをためるだけの関係になりやすいです。
正義というのは、許容できる範囲があり、
その「許容範囲」がある程度一致している者同士でないと、
人間関係のポジティブな継続は難しいです。
もちろん、何もかもが一致することなんてありませんし、
そんなの面白くないですよ?
親友と言い合える間柄でも「それは違うでしょ」という部分があるのは当然のこと。
あくまで「許容できるかどうか」が問題なのです。
「それは違うと思うけど、あなたはあなたでそう考えてるならok」
と許容できるかどうか。迎合することとはまた違います。
その上で「それは許容できないな・・・」と部分がある人間同士は、
遅かれ早かれどちらかがストレスの限界点を突破して、面倒なことになります。
なので「ここだけはゆずれない正義」が許容しあえない人とは、距離を置いた方が
お互いにとっていいのです。
よくある「趣味としての”女」なのか「本気の”女」なのか。趣味女とMtFの正義の違い
この正義でよくあるのが、トランスジェンダーの中でも、
「趣味でA面というモードを作って楽しむ趣味女装子さん」と、
「自分の性別と一致させるためのMtFさん」とそもそもの、
「セクシャリティ男性だけど”女”になる」という行為における正義の不一致です。
どちらに優劣があるわけでもないし、ただの考え方の違いです。
私はMtFさんにも仲がいい友人はいるし、もちろん趣味女装子さんにも仲がいい友人はいます。
それは「考え方や生き方が違うだけ。それでも、その違いを超えてあなたと仲良くしていると楽しい」
ということなのですよ。だから、人間関係が続くのではないでしょうか。
争う必要などないわけです。
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それでも、やっぱり女装界隈は楽しいし、ポジティブでやさしい。だから、もっともっと楽しもう!
人のるつぼの女装界で関わってはいけない人
1 他人の悪口ばかりを言う人
2 簡単に儲け話をもちかけてくる人
3 自分の考えを絶対視して押し付けてくる人「俺、正義マン」
4 すぐに「俺は悪い」アピールをする人
5 被害妄想が激しい人
6 独占欲が激しい人
7 自分と”ゆずれない正義”を許容しあえない人
このような人とはあまり関わらない方が楽しい女装ライフを送れるはずです♡
要素をまとめると・・・
・他人に対する期待値が高い人
・嫉妬心が強い人
・で、それで行動レベルにネガティブ行動してしまう人
なわけです。
人というのは誰もがそのような気持ちを持っていますが、
実際には行動しなかったりするわけじゃないですか。
それを行動までしてしまう人というのは、あなたの人生を
強く縛りつけてくる可能性が高いのです・・・。関わってはいけない。
とまぁいろいろと10年以上1000人以上の女装界隈の人々を観察してきての
私見を述べてきましたが…
基本的にはこれでしょ!
「一緒にいて楽しい」
「一緒にいるとやすらげる」
「一緒にいるとワクテカする」
このような人同士で楽しい女装ライフを行いましょうね♡
女装の世界って、ほんんんんんんんんんんっとに、
楽しいんだから♡
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