女装子ニューハーフさん、MtFさん、GIDさんの中には
女性ホルモンの服用で女性化をさせる方がいます。
中には、きちんと情報を調べて判断したうえで服用を開始する方もいれば、
情報が不十分なまま勢いだけで服用を開始する方もいます。
ここにネイティブ男性・戸籍上男性の方が、女性ホルモンを摂取、服用をすると
どのような変化が起きるのかについてまとめてみましたので、
ぜひ判断材料にしてみてくださいね。
女性ホルモン服用によるさまざまな変化を一気にまとめてみました!!!
変化する箇所:フィジカル・肉体面/メンタル・精神面
変化しない箇所

安易な女性ホルモン服用はしないこと!
啓発の意味も込めて、書きました!
女性ホルモン服用による効果は個人差があり、
ここに記載されていることが必ず起こるわけではありません。
またここに記載されていないことが起こらないということでもありません。
フィジカル・カラダ肉体の変化
まずはフィジカル面、カラダの変化をみていきます!
全体的に筋肉量が減り、脂肪がつきやすくなる(太りやすくなる)
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
筋肉量が減り、脂肪がつきやすくなります。それが女性っぽいシルエットの根源的要因になります。
脂肪がつきやすくなり、太りやすくなる
女性ホルモンの働きの1つに「脂肪をためこもうとする働き」があります。
それにより、脂肪がつきやすくなり、全体的に太りやすくなります。
卵胞ホルモンによって筋肉量も減少します。
お尻
太もも
二の腕
お腹まわり
このあたりは特に脂肪がつきやすくなります。
男性時のままの食生活を続けた上で女性ホルモンを服用すると、
間違いなく太ります。そして、服用前は入っていた服がきつくなったり入らなくなったりします。
丸みを帯びるので、男性らしい
骨ばった感じはなくなり、女性らしくなる!
筋肉量が減少する
筋肉量は減少する傾向にあります。
なので、今まで普通に何の苦労もなく持てていたものが持てなくなったりする方もいます。
それにショックを受ける方もいますが、女性化したと思うようにしましょうね!
顔
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
脂肪がつく分、男性時のような野性的な印象は消え、柔らかく女性らしい印象になります!
目の印象が柔らかくなる
顔にも脂肪がつき、男性っぽい骨ばった印象が消え、
目の印象もギラッとした感じが消える人が多いです。
女性らしい柔らかい印象の目の印象になります。
顔に脂肪がつきまるんっとする
顔に脂肪がつき女性らしいふくよかな印象になります。
胸
プロゲステロン(黄体ホルモン)
胸は膨らみ、女性っぽくなります
胸が膨らむ(バストアップ)
こちらも、女性ホルモン・プロゲステロン(黄体ホルモン)の働きの1つ「乳腺の発達」により、
胸が膨らんできます。
胸のふくらみについてのフローチャートはこちら↓
step
1服用後5日~14日で、乳腺が膨らみ始める(張るカンジ)
step
2服用後28日~60日で、乳輪を中心に突起が出たように
完全に乳腺が張り出します。(痛みを伴います)
step
3服用後90日~360日で、乳腺から母乳のような液体が出始める方もいます。
step
3服用後360日~720日で、徐々に女性のような自然な胸のふくらみになります。
その間胸の形になるように一日に何回かマッサージします。
黄体ホルモンの脂肪をためこむ効果+乳腺発達効果によって、
女性のような脂肪の塊の胸が出来上がります。
なので、実は脂肪をつけることは「女性のような胸になる」上では重要なので、
「太りたくない!」と過激なダイエットをすると、「乳腺が発達しただけ」で
終わり、いびつな胸の形になる場合があるので要注意です。
乳首と乳輪が大きくなる
個人差がありますが、乳首が女性のような大きさになることもあります。
同様に、乳輪も大きくなる場合があります。
これも乳首や乳輪を大きくする運動を同時並行で行いながら
胸を女性化させて人為的に女性のような乳首と乳輪を作り上げる方もいます。
人によっては何もしなくても女性のような大きな乳首と乳輪になる方もいますので、
そこは様子を見ながらの服用ということになるでしょう。
肌
エストロゲン(卵胞ホルモン)
肌はきめ細かくなり女性っぽくなります!
肌質がきめ細かくなる
肌質はほぼ確実にきめ細かくなり、非常に女性用化粧品のノリがよくなります。
毛穴も目立ちにくくなり、毛穴が小さくなります。
男性的なぽこぽこっとした肌から、きめ細かい肌になります。
子の肌質の変化が与える印象の変化は女性化効果の面で非常に高い効果をもたらします。
肌が白くなる
肌の色も若干白くなります。
男性のほうが女性に比べて、色黒の傾向にあります。
しかし、エストロゲンの効果で肌が女性化すると、
肌の色が1トーン~2トーン白くなる「ハイライト効果」があります。
毛
エストロゲン(卵胞ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)
毛は細くなり、女性っぽくサラサラした感じになります!
毛が細くなる
毛が細くなります。それにともない、髪質がサラサラになる人が多いです。
体毛が生える範囲が減少し、伸びる速さが遅くなる
これは個人差がありますが、体毛が生える範囲が減少し、伸びるはやさが遅くなります。
とはいえ、永久脱毛等処理しなければ、完全に女性のような生え方をしない方もいます。
<女性ホルモン服用によっても少なくなりづらい体毛の箇所>
顔のヒゲ:個人差あり。普通に生えてくるが、伸びる速度が遅くなり、毛が細くなる人が多い。
ワキ毛:個人差あり。そこまで変わらない可能性も高い。
<女性ホルモン服用によって少なくなりやすい体毛の箇所>
腕の毛:薄くなりやすい
脚の毛:薄くなりやすい
とはいえ、永久脱毛やむだけ処理等しなければ完全に女性のような
毛の生え方にはならない場合も多いです。
※女性ですら、処理してるんですからね
頭の髪の毛は細くなるので、むしろハゲっぽくなる場合も。毛は抜けにくくなるし、生えてくる場合も。
ハゲ治療の薬を服用すると「胸が出てくる場合」がありますが、
それは女性ホルモンの効果を利用しています。
頭の毛も細くなるので、元々薄毛の方はむしろハゲっぽくなる可能性もあります。
抗男性効果のあるプロゲステロンも同時服用することで、
毛が抜けにくくなり、生えてくる場合もあります。
血管が細くなる
血管が細くなります。
手や足に浮いていた血管が浮き出なくなり女性っぽい手になる
血管が細くなることで、手や腕、脚に出ていた血管が浮き出づらくなり、
女性っぽくなります。
息切れをしやすくなる
血管が細くなった分、人によっては息切れを起こしやすくなったり、
疲れやすくなることもあるそうです。
男性としての生殖機能が永遠に戻らなくなる
プロゲステロン(黄体ホルモン)
女性ホルモン服用から約100日~180日で、男性としての生殖機能は完全に消滅します。
これは、ホルモン服用を中止したとしても戻ることのない、
「不可逆的な効果」になります。要は、精子が死滅します。
黄体ホルモンというのは「抗男性ホルモン」なので、その効果が如実に現れます。
そして、一度失った機能は今のところの技術では永久に戻りません。
そのほか体質の変化
そのほか、体質の変化もあります。
お酒に弱くなる
これは多くの人にあてはまります。
女性ホルモンを服用すると肝臓に負担をかけるので、
お酒に弱くなる人がいます。
お酒を飲んでいないのに、女性ホルモンを服用しているだけで、
会社の健康診断における肝臓数値の検査でひっかかる方もいます。
疲れやすくなる
これも。肝臓は解毒効果や、体温の維持の効果などさまざまな
体の重要な機能をつかさどる臓器です。
肝心(かんじん)の肝と書いて肝臓なので、その文字からも見てわかる通りです。
先述の筋肉量の減少も影響していますが、肝臓の機能が低下することで、
疲れやすくなる場合もあります。
メンタル・精神面の変化
続いてメンタル面・精神面の変化をみていきましょう!
このメンタル面に関しては、フィジカル・カラダ面よりもかなり個人差があります。
なので、人によっては全く現れない人もいるし、
現れる人はかなりひどく現れる場合もあります。
この精神面の変化がネガティブに現れた場合の症状を、
「ホルモンボケ」通称「ホルボケ」と表現するスラングも存在しています。
感情優位の女性的な精神構造に変化する
一般的に言われているのが、
女性:右脳優位→感情優位
男性:左脳優位→論理優位
です。(もちろん個人差はありますよ!)
女性ホルモンを服用することで、感情優位な状態になり、
涙もろくなったり、共感性が上がったりする方も中にはいるそうです。
更年期障害と同じような感情の起伏が激しくなる
女性ホルモンを服用すると、ホルモンバランスが一時的に崩れるような状態になり、
その場合、同じくホルモンバランスの崩れによって発生する更年期障害と同様、
感情の起伏が激しくなったり、精神不安定になる方がいます。
イライラしやすくなる方もいます。
症状がひどい場合は、妄想や不安が誇大化することで、
自己嫌悪や、他者攻撃性が増すなどする方もいます。
自我の誇大化
これもまれにあります。
精神不安定な状態になり、自己存在を誇大化することで不安からのストレスを
守ろうとする働きが出た場合、このようになる方がいます。
客観的な判断ができなくなったり、
話題がすべて自分中心になるなど、自我が誇大化する方もいます。
女性ホルモンは女性化の魔法の薬ではない!変わらない部分もある
女性ホルモンは女性化の魔法の薬ではありません。
女性ホルモンさえ服用すれば、「もはや女性になれる!!!!!」
というのはあまりに女性ホルモンを女性化において過大評価しすぎです。
女性ホルモンを服用しても変わらない部分もしっかりと把握しておきましょうね!
基本的骨格は変わらない
基本的な骨格が変わることはありません。
あくまで「脂肪がつくので、女性っぽくなる」という変化があるだけで、
女性のような骨格に骨格レベルで変化することはありません。
骨格レベルで変化するのは、「第二次性徴を迎える前、カラダが男性化成長する前に女性ホルモンを服用した方のみ」です。
(これも変化というよりは、本来は男性化するカラダを、
女性化するように変化させているので、男性化したカラダを
女性化させるわけではない!ということ)
なので、女性化したい方が骨格レベルで女性化させたいよくあるカラダの箇所である、
・肩幅
・アゴの大きさ
・顔骨の大きさ
・身長
・手の大きさ
このあたりも含めて、骨格レベルでは第二次性徴以降の女性ホルモン服用では
一切変化しません。
声
声も変わりません。
女性ホルモンを服用し女性化に成功している方の多くは声まで
女性化している方も多いので、まれに勘違いされている方がいますが、
それは「喉仏除去手術」を受けているか「女声をあえて出している」だけで、
女性ホルモン服用による効果ではありません。
骨格レベルでは女性ホルモン服用によっては変化しないので、
もちろん声帯、のどぼとけ等も変化しないのです。
骨格レベルでの変化は今のところ美容整形手術以外に方法はありません。
性対象
これも難しい議論ですが、女性ホルモンを服用したからといって
「性対象も男性になる」わけではありません。
元々、男性も性対象に含んでいた方が女性ホルモンを服用しているか、
「潜在的に男性も性対象だったが、女性ホルモン服用によって、
女性としての自分に自信がついたので男性もokになった」など、
女性ホルモンが性対象そのものを変化させる効果はありません。
女性好きのオートガイネフィリア女装子さんが、
女性ホルモンを服用しても、
女性好きのままな場合が多いことから見てもよくわかるのではないでしょうか。
女性ホルモンによって変わる部分を部位別に、
フィジカル面とメンタル面で。
変わらない部分も書いてみました。

女性ホルモン服用には副作用があります。
なので、きちんと「変化しうる可能性とリスク」を想定したうえで服用を検討しましょうね!
間違っても、「友人の女装子さんにすすめられたから、よくわからないけど、とりあえず飲んでみるわ!」という
軽いノリでは絶対に女性ホルモンを服用しないでください。
女性ホルモンには「性機能消滅」など「後悔先に立たずの取返しのつかないリスク」もあります。
服用は慎重に検討しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
個人輸入サイトで購入する方もいます。
卵胞ホルモン製剤と、黄体ホルモン製剤のセット
準天然卵胞ホルモン+黄体ホルモン