女装趣味がやめれない・・・
女装趣味を妻に打ち明けたら、離婚を言い渡された・・・・
実際、女装界では、女装バレによって家庭崩壊した女装子さんが結構いたりします。
女装趣味が認めてもらえないとそれは離婚の理由になるのか!!?? 考えられるパターン3つと法的根拠をまとめてみました。
※2021年3月に「同性同士でも不貞行為に該当する」という判例ができましたのでアップデートしています。
女装バレが「離婚する理由」になる法的根拠とは?
女装が離婚するのに正当な理由になってしまうパターンを考える前に、離婚するのに正当な理由は以下です。
離婚が認められる理由
1.不倫・浮気・不貞行為
2・悪意の遺棄
3.3年以上の生死不明
4.回復の見込みがない重度の精神病
5.婚姻を継続し難い重大な事由
1.不倫不貞行為というのは、
ご存じのとおり配偶者がいながら配偶者以外の異性と性交渉を行うことなどを総じて不倫とされます。
しかし、2021年3月の不倫裁判で「同性同士でも不貞行為だ」という判例ができたので、
「同性だから不倫ではない」は通用しなくなっています。
2.悪意の遺棄というのは、
夫婦というのは一心同体であり協力しあって
いろいろなことをやっていかなくてはいけませんが、
同居を合理的理由もなしに拒否したり、お給料を渡さなかったり、こういう「わざと」
無視・関係性を持たないとすることを悪意の遺棄といいます。
3・3年以上の生死不明というのは、
3年以上配偶者の生存がわからなくなることです。
行方不明とは少し違っていて・・・
ガチで探して見つからないような状態が3年以上続くことです。
4.回復の見込みがない重度の精神病というのは、
配偶者が会話ができなくなったり、
これ以上夫婦関係として協力していくことが
できないような精神病だと認定されるような精神病です。
5.婚姻を継続し難い重大な事由というのは、
これはさまざまな場合があります。
ギャンブル依存症、宗教上の対立、暴力(DV)、性的な不満や異常・・・さまざまなものが
婚姻を継続し難い重大な事由となりえます。
これら5つの理由が認められると、離婚が認められ、慰謝料を請求できる場合もあるのです。
一方が別れたくなくても、一方が別れたい場合でも、この5つの理由が 認められれば離婚は成立してしまいます。
話しをもとに戻して、この中で女装が原因で離婚する場合、
この5つの理由でよくあるものとしては・・・
離婚が認められる理由
1.不倫・浮気・不貞行為
2・悪意の遺棄
3.3年以上の生死不明
4.回復の見込みがない重度の精神病
5.婚姻を継続し難い重大な事由
1.不倫・浮気・不貞行為
5.婚姻を継続し難い重大な事由
があります。
これらが、女装シーンのどのような場面・パターンで離婚理由になってしまうのか、奥さんに離婚されてしまう原因になりうるのか、
3つのパターンを具体的にみていきたいと思います。
パターン1:男性や女装子さんと浮気してしまう。離婚されてしまうのか?
これは結構起こりうるパターンです。
男性が女装子ニューハーフさんと浮気するパターンと女装子ニューハーフさんが男性、女装子さんと浮気するパターンです。
これは両パターンとも、
1・不倫
5.婚姻を継続し難い事由(性的な不満や異常)に該当する場合があります。
法律上不貞行為(不倫)は、「配偶者と異なる異性と性行為をすること」 と定義されていますので、
男性が女装子ニューハーフさん、女装子ニューハーフさん同士が性行為をしたとしても、不貞行為には法律上は該当しません。
しかし、同性同士の不倫でも不貞行為だとみなされる可能性はあるそうです。←過去の状態でもこのような記述をしていましたが、
2021年3月とうとう「同性同士でも不貞行為が成立する」という判例が出ました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2ec3e7bdb4aa34a9aa8ddc4d5136c2a1738c906
妻と不倫した女性に対して、夫が損害賠償を請求できるかどうかが争われた裁判で、東京地裁はこのほど、同性同士の性的行為でも「不貞行為」にあたるとして、女性に慰謝料など11万円の支払いを命じた。
報道によると、夫は2019年、妻と性的な行為におよんだ女性を提訴した。これに対して、女性側は「不貞行為は異性との行為を意味する」などと主張していたという。
産経新聞(3月16日)によると、東京地裁は2月16日、男女間の行為に限らず、「婚姻生活の平和を害するような性的行為」も不貞行為にあたると指摘。同性同士の性的行為で、「既存の夫婦生活が離婚の危機にさらされたり形骸化したりする事態も想定される」として、妻と女性の行為が不貞行為に当たると認定したという。
時代が移り変わっています。
結局現行の法律は「男女2文法」「異性愛」前提の旧来的な社会において作られたものなので、
もはや時代にあっていない部分が出てきています。その1つとして「同性愛」がありますね。
男性と女装子さんは法上は「同性愛」ですが、当人同士では「異性愛のような情愛」が繰り広げられているわけですよね。
2021年3月の判例ではこのあたりの価値観がアップデートされた格好です。
出典元:https://www.bengo4.com/c_3/c_1001/n_220/
異性間の肉体関係でなくとも、 それに準ずるような関係を第三者と持つ行為で、
『婚姻共同生活の平和の維持』という 権利又は利益を侵害する行為については、
不法行為になる可能性や、 不貞行為と判断される可能性がある ように思います。
つまり、
「女装子ニューハーフさんと不倫をしても、大丈夫!不倫じゃないもーん!」
という解釈は必ずしもそうはならないということです。
→異性愛の不倫と同様に配偶者以外と性行為をしていることが認定されれば不貞行為になりうる可能性があります。
女装子ニューハーフさんとの不倫であっても、実質それが異性との不倫と同じような関係性、
与える悪影響があれば、法的にも不貞行為=不倫だとみなされる可能性があるということです。
また、女装子ニューハーフさんと不倫してしまうような方は、配偶者にとっては、性の不一致とみなされ、
5.婚姻を継続しがたい重大な事由とみなされる
こともあります。
配偶者がいながら、 女装子ニューハーフさんと性交渉を持ったり、
おつきあいをする=不倫すると、離婚されてしまう可能性が多いにあるということです。
パターン2:女装が原因で配偶者と性行為レス。離婚されてしまう?
女装にハマってしまったことが原因で、奥さんと性行為レスになってしまった場合、
5.婚姻を継続し難い事由(性的な不満や異常)に該当する場合があります。
よく聞くのが、
女装にハマったことで女性ホルモン摂取を開始し、勃起しなくなったり、
女性(配偶者)との性行為に興味を持てなくなり、結局夫婦間のセ性行為がなくなり、性行為レスになってしまうパターン。
あるいは、 女性として抱かれる、男性との性交渉を覚え、
自らが男性として配偶者と性交渉することにモチベーションを覚えなくなり、性行為レスになってしまうパターン。
このいずれかです。
完全に「性的な不満、性的な異常」として離婚される事由になりえます。
多くの女装子ニューハーフさんは「AG」なので、一度男性との性交渉を覚えてしまうと、なかなかやめることができません。
自己女性化愛好症のこと。
詳しい定義は「女装世界桃色」にコラム投稿してます。
このように、 配偶者がいながら女装をしていることで、
配偶者との性交渉が少なくなるあるいは皆無になると、離婚されてしまう可能性が多いにあるということです。
パターン3:そもそも女装自体を配偶者に受け入れてもらえない。女装を続けると離婚されるの?
そもそも女装自体を配偶者に受け入れてもらえなくて、
女装を続けたい場合は離婚されてしまうのでしょうか?
こちらは、5.婚姻を継続し難い事由(性的な不満や異常) に該当する場合があります。
多くの場合、女装子ニューハーフさんが女装を理解しない配偶者に女装がバレた場合、
「女装をしないこと」を誓うことで、危機を免れますが・・・
多くの場合、隠れて女装を再開してしまいます・・・。 (それほど、女装は一度ハマると一生抜けられない行為なのかも・・・)
そして、2回目以降の再女装バレ(複数回にわたる女装バレ)が起こった場合、夫婦関係は非常に破たんしやすくなります。
配偶者によっては条件付き許可を出す人もいるそうです。
たとえば・・・
・子供には絶対にバレないという条件で女装許可 (バレたら即離婚)
・配偶者の目の前では女装姿を絶対に見せないという条件で女装許可
・女装頻度を月に1回と限ったうえで女装許可
などです。
しかし、女装に理解のない配偶者にとって、女装行為は邪魔者でしかなく、やはり夫に女装をやめてほしいと思い続けるのだろうと思います。
こうなれば、
5.婚姻を継続し難い重大な事由(性の不一致)
となり、離婚されてしまう可能性は残されたままであるということになります。
このように、
女装に理解のない配偶者のもとでは、女装バレをしてしまうと、
女装を続ける限り、離婚されてしまう可能性が十分にありうる、
ということです。
すでに結婚してしまっている人は隠し続ける/結婚してない人はもし配偶者を持つなら女装に理解のある人と結婚しましょう
結局、女装関連の離婚されてしまう理由としては、
・女装を理解しない配偶者がいる(と結婚してしまっている)
・そして、女装に関する何らかの行為がバレる(不貞行為や、女装による性行為レス、女装がやめられない・・・)
・すると、それらは、妻から離婚されてしまうのに十分な自由になってしまう。
・1.不倫・浮気・不貞行為 or 5.婚姻を継続し難い重大な事由 のどちらかに該当する。
ということになります。
なので、すでに女装を理解しない配偶者と結婚してしまっている方は、女装を続けたくて離婚もしたくないのであれば、
女装バレを絶対しないようにしましょう。女装をしていることを今後はバレないようにすることに全力を注ぎましょう。
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また、結婚願望があってまだ結婚していない方は、ぜひ女装に理解のある女性と結婚するようにしましょう。
女装に理解さえあれば(もちろんどこまでかは配偶者によって異なるが)、
少なくとも、「女装キモいからやめろや、離婚すっぞ」みたいなかたちでの離婚の可能性はないでしょう。
女装バレで離婚危機、奥さんに女装がバレないかびくびくしている方がいれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。
私の結婚観。「結婚は人口増加前提の社会設計の遺物。人生を縛るもの」
最後に私の結婚観を少し記述しておきます。あくまで私の価値観です。
そもそも結婚というのは旧来的な制度です。
「人口増加をしないと社会が拡大していかない」旧来的な世界における遺物なのです。
今は人口増加をしなくても、不要な仕事はAIやロボットがやってくれる時代で、
人々はドンドン労働開放時代に突入してきています。
なので別に人口増加=絶対的正義ではなくなってきています。
そもそも結婚というのは「一生決めた人と添い遂げることを未来にわたって契約すること」です。
ここまで時代の移り変わりが激しい中、自分の状況や感情がどう変化するかなんてわからない時代。
そんな時代に未来にわたって自分の行動を抑制する契約を結ぶのは、もはや時代遅れの所業です。
もちろん、結婚したい人はすればいいと思います。でも、世の中の結婚をみていると、
「結婚しなければ立派な人間ではない」という旧来的な価値観で強迫観念的に結婚している人が多い印象を受けます。
だから熟年離婚が増えてたり、夫婦同氏のストレス問題が世の中に多く席巻しているのではないでしょうか?
結婚をしてもしてなくても、自分の人生は自分の心が決定します。
本当に結婚を継続してまで続ける今後の人生は一体どうなのだろう??
既婚の女装人のみなさんは今一度胸に手をあてて考えてみるといいかもしれません。
もちろん結婚してて幸せ!!という人も多くいるので、結婚そのものを否定しているわけではありません。
あくまで、
結婚しててもハッピーじゃないのに、強迫観念で義務的に続ける結婚なんか捨ててしまえ!!
と言っているだけなのでお間違えなく♡
女装バレで離婚しかけた女装子さんの声
そのまま寝てしまったことでバレてしまった・・・。
「まじできもいからやめろや」と言われてショックだったが・・・
やっぱり妻も大事なので、女装をやめましたが・・・結局3か月後に再開。
女装ルームでロッカーを契約して、女装ルーム内でしか女装しないことにしました。
あと携帯で地鶏するのもやめました・・・
人生はやりようはいくらでもあるので、「妻と婚姻生活続けたいけど女装もしたい」
という女装子さんも多いはず。
そのような場合は「妻にばれない努力をしながら女装する」を続ければいいと思います。
私はそれをついてもいいウソ「優しいウソ」だと思います。
そんなカンジで4,5年がたち・・・妻の堪忍袋がおれたのだろうか。
ついに・・・ 「女装するなら離婚しますこのまま」と言われ・・・
結局女装をやめることができず、離婚。 慰謝料たんまりとられましたwww
人生最後まで思い切り駆け抜けましょう♡
女装バレ離婚事情でした。
結婚も女装も何もかも自分の人生の一部。
自分がハッピーになることを躊躇なく選びましょう。
人生はよくなる。あなたのためによくなる。
私は「結婚なんかするなよ」派です。
節税できたり、一緒にいてストレスの一切ないウマのあう人が見つかれば考えますけど。
その程度です。
移り変わりの激しい時代に、
未来を固定する契約を選んで本当にいいのか?
今一度心に聞いてみて♡