クリハラが女装界に根差して10年。世代、年代、業種を問わずさまざまな女装子さん・純男さん・ノンケさん・・・etcと会話を重ねてきました。
私自身お笑いが大好きで、「大喜利」なんて最高に大好きで聞くのもやるのも大好きなのですが、
そんな女装界における「お笑いネタあるある」をまとめてみました。
女装ニューハーフならではのギャグ集・お笑いネタ集
これは鉄板過ぎてさび付いた鉄板くらいに
なっています。
女装子さんが「お構いなく」というところに
昭和風のセンスとまわりまわった面白さ
があります。
S○X!×2 S○Xオンザビーチ!の
曲に合わせて
「ウィッグ!ウィッグ!ウィッグオンザヘッド!」
と言っている某先輩女装子さんを見て、
私は大爆笑してしまいました。
これはユーモラスです。
地毛ではなく、ウィッグを着用している
女装子さんが多いので、
これはどこでも受けるのではないでしょうか。
これももうこねくりまわされたネタです。
お分かりですね。
独特の「間」と、「タイミング」がなければ
だだすべりになりますのでご注意を。
ハッテンという言葉を勢いよく連呼すれば
受けるという場合もあります。
某女装子さんが「女装子はハッテン、会社も発展!
いつでも発展が大事」と連呼されているのは
西日本では有名な話ですね!
時と場合によりますが、
とりあえず場が「わぁっ」となります。
女装専門通販の某氏もよく
「バブル!バブル!ハッテンハッテン」
とつぶやいていた時期もありましたね。
女装子さんの究極の楽しみといえば、
「ネイティブ男性なのにかわいい女性になっている」ということ。
その部分にフォーカスして、「実は男の時は怖い」「実は男の時はいかつい」
みたいな「B面時ギャップ受けをとりにいく」系の笑いがあります。
内輪笑いも重要。「緊張と緩和」「推測を裏切る」たったこの2つだけ。
これどの世界にもあると思うのですが、
・その業界を知っている人同士だからこそ笑える内輪笑い
これって意外に「内輪ネタじゃない・・・」とネガティブな反応をする方もいますが、お笑の根本原則は「共感」にあります。どれだけ面白いことを言ってても
嫌いな人が言ってることって全然笑えないでしょ?
それと同じで、「笑い」は最低限の「共感」がないと絶対に生まれないので、
内輪でしか通じない=内輪では完璧に通じるという「共感」の最もたる笑いなので、
むしろいいんです!「内輪笑い」いいんです!
中には、イベントとかyoutuberとかになろうと
もくろんでいる女装子さんは「笑いがとれるようになりたい」という方がいます。
そういう方はやっぱり「内輪笑い」ではなく、「ノンケさんでも業界をそこまで知らない人にも笑いを起こせるスキルがほしい!」と思うわけです。
そんな面白くなりたい女装子さんに必要なのは、
お笑のたった2つの原則だけ。
・緊張と緩和
・推測を裏切る
これだけなんです。
笑いの原則1:緊張と緩和ってなーに?
緊張というのはピンッと張ってる状況。緩和っていうのはブワーっと緩んでる状況です。この2つの状況を絶妙に繰り返すと笑いが起きます。
・キレ芸→オチ(緊張→緩和)
「キレる」という緊張状態を作って、バカなことをいって緩和させるのはお笑の常とう手段ですね。
・すべり芸→間があって笑
出川哲郎さんのような「あえてすべって」「すべったという冷たい空気」=緊張
そしてそこから間があって「すべり笑い」が起きるのも緊張と緩和です。
笑いの原則2:推測を裏切る
これも笑いの非常に重要な原則です。これダウンタウンの松本さんなんかはよく使ってますね。
人はそれぞれさまざまな判断や常識みたいな「凝り固まったもの」を持ってます
ので、「AといえばBだよね」という「Bだよね」のBを突拍子もないCに変えれば笑いが起きます。
ただしBとCはある程度連関しているし、話の流れにも根ざしているけど、突拍子もない・・・
という極めて高度なテクニックが求められますが、場数でいけるはずです♥
っていうか、クリハラよ、おめぇなんでそんなお笑いに上から目線なんだよ!
と思った方、すいません♥リアルでお会いできたらわ・か・る・は・ず💛
(ハードル上げちゃったw)
↓例↓
(緊張の創出。愛のでるdisはお笑いのための緊張を創出してくれます)
これで緩和です。
これを見てもわかると思いますが、やっぱり根底には「共感」がないと笑いが生まれません♥
面白くなるためにはまず共感を集めること。共感を集めるには人気を集めること💛
面白い人って、面白いから人が集まるんじゃなくて、人が集まってるから面白い!ってとこ、結構あるんだと思いますよ♥