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心理・コミュニケーション 連載コラム

初心者女装子さんが女装を挫折しやすい4つの要因とその対策



 
女装初心者の女装子さんが一度女装したり何度か女装をして
女装を挫折する方がいます。

でも多くの原因は・・・
勘違いや思い込みであったりします。
少しのマインドセットの変更で
本当に楽しい女装の世界が待っています。

もったいない!!MOTTAINAI

ということで、
初心者女装子さんが 女装初期に挫折しやすい要因4つと
その対策アプローチを特集しました!

女装暦の長い女装子さんも
「あぁ・・・そういえば私もそんなこともあったな」と懐かしんでいただければ幸いです。

■初心者女装子さん挫折要因4つとその対策

初心者女装子さんの共通する定義はとくにないのですが、
女装をはじめて1年未満の女装子さんはたいてい女装初心者さんとして
女装界では認知されることが多いです。

そんな初心者女装子さんは、女装に出会い、
あまりの高揚感と好奇心の炎で、
最初は女装をむさぼるように楽しむのですが・・・

ある期間がたつと、
突如女装に対するモチベーションが下がり、
女装を挫折し、女装をやめてしまいたい衝動に
かられることがあります。

せっかく、一度きりの人生で女装に出会えたのに、
まだ女装界の深さも面白味もほとんど知らずに
やめてしまうのは本当にもったいない!

ということで、
初心者女装子さんが女装初期に挫折しやすい4つの要因とその対策アプローチ
に関する記事を書いてみたってわけです!

■1.女装が悪いことなんだと思い込み、挫折

何らかの女装欲求があって女装をはじめるわけですが・・・

女装=ヘンタイ行為
女装=絶対やっちゃいけない行為
女装=世間に顔向けできない行為

という価値観に縛られちゃってる初心者女装子さんがいます。

今でこそ、オネエタレントが毎日のようにテレビに出ていたり、
女装男子という枠組みで活躍するタレントやモデルさん、
お笑い芸人が女装写真を公開するなど
女装が世間に認知されカジュアルな存在になってきていることは間違いないですが、

女装=ヘンタイ行為
女装=絶対やっちゃいけない行為
女装=世間に顔向けできない行為

という旧石器時代のような価値観はまだまだ存在しています。

このような価値観を鵜呑みにし、女装初心者の女装子さんは、
女装初期の頃、

「やっぱ、こんなヘンタイなことやってちゃだめだよな・・・・
女装をやめないと」

と自身からわきでる脅迫観念によって女装をやめたり挫折してしまうのです。

しかし、
女装は悪いことではありません。
ヘンタイ行為だと思う人もいれば、思わない人もいます。
ヘンタイ行為かどうかは、
他人の主観の問題なので、
自分自身が女装行為をすることで、気持ちがいい、
女装行為をしたいと思うのであれば、自分自身の欲求に忠実であるべきです。

世の中にはさまざまな趣味の方がいます。
女装という趣味を行なう方がマイノリティなだけであり(少数派なだけであり)、
マイノリティな趣味は世の中にたくさんあります。

女装界で人間関係を構築していくと、
B面(男性時)ではものすごい社会的地位の高い方や、
某異業種での超有名人や大学教授や弁護士、医師など、
「女装趣味がばれたら(お堅い仕事的に)まずいよね」という人は
たくさんいることがわかります。

女装はヘンタイ行為でもなんでもありません。

全員に理解されることなどこの世には存在しません。
ご自身の欲求に忠実に、女装に出会えたことを、誇りましょう。

女装さん
大学時代に女装をはじめました。
大学の友達に絶対ばれてはいけなかったので、
自転車で遠くまで移動して
公園で女装していました。。。。
何回かやるうちに、
自分はものすごくヘンタイなのではないかと
思えてきて、
親に顔向けできない、
友達や彼女に顔向けできないと
思いつめるようになり、
女装を引退しようと思いました。
でもちょうどその頃に出会ったとある純男さん
に「女装は悪いことではない」
という説得力のある意見をもらい、
今では5年ほど女装を続けています。
今思えばあそこで女装をやめていれば、
今女装で仲良くしているお友達に出会うことも
なかったし思い出もなかった。
本当にやめなくてよかった。
女装さん
女装してる自分がときどきいやになる・・・
「なんでおれこんなことしてんだ」って感覚。
でも、それって、自分にかわいそうだよね。
だって、女装したいって思ったから女装してるわけじゃない。
それで、いいじゃん。
理解してくれる人がいるから、
女装ワールドっていう社会が存在してるわけだものw

 

■2.想像以上に女装にのめりこみブレーキ(自主規制)をかける

女装初期の頃は、女性になりきっている自分や、
女性ものの衣服を身に着けること、
外出しはじめたときの感動など・・・

目に映るものすべてが真新しく、少年のころにもどったような
ワクワク感があります。
私も女装初心者の頃はそうでした。

今では考えられませんが、
初めて女性のお洋服を着て、
ワンピースを着て近所をお散歩したときは、
時間も忘れて2時間も何の目的もなく、
ただ女性になりきっている興奮のあまりお散歩していました。

女装が楽しすぎて、
女装初期は生活リズムが狂ってしまうことがります。

それによって女装にのめりこみ、

「このままじゃだめだ・・・・女装をはじめたから生活リズムが崩れてしまったんだ」

と、女装にブレーキ(自主規制)をかけて、女装を挫折、やめようとします。

しかし、
それによって女装をやめてしまうのはもったいないです。
ゲームやギャンブルにハマって生活リズムを
崩してまでハマることにメリットはあまりないかもしれませんが、
女装をすることのメリットは計り知れません。
女装を通して出会う人々、経験、高揚感は、
女装をやりたい!と思う方々全員がそれを味わえる可能性があります。

女装初期に高揚感のあまり生活リズムが
狂ってしまうのは仕方のないこと。
多くの女装子さんが女装初期にそれを体験しています。
しかし、人間というのは飽きがきます。
私も、女装初心者の頃のように、
女性の衣服を身に着けるだけで何の目的もなく
2時間も外をお散歩することなど、もはやできません。

女装初期に感じる高揚感は永続するものではありません。
女装をする中で、
自分なりの女装に対するルールを
考えて、
メリハリをつけた女装ライフを送るように
すればいいのです。

女装さん
はじめてノリで女装ルームにいってお化粧をしてもらい
女の子に変身。
そこからドハマリし、毎晩のようにそのルームにいくようになり
仕事に影響がでてしまいました・・・。
「女装なんかに出会わなければ」と思い悩み
ましたが、そのルームのお姉さんに
「そんなもんよ、飽きてくるから。
熱中できるものがあるのは幸せなことよ」
と言われ、
女装をやめずはや2年。
いまでは、週末限定で女の子になり、
それがモチベで仕事にもいい影響がでています!

 

■3.常連さんになじめず女装界全体を否定してしまう

 
女装初心者の頃に、女装コミュニティに行くようになると、
すでに業界で暦の長い業界の先輩や、
その場所によく来る常連さんに出会うはずです。
そこで常連さんたちと仲良くなれればいいのですが、

すでにそこで形成されている空気や社会、
ローカルルールなどになじめず、
「やはり女装界っておもしろくないな」
と全体を否定してしまい、女装を挫折してしまう方がいます。

しかし、あくまで常連さんといっても、
常に毎日そのコミュニティにいる方はまれで、
その場所を訪れるたびに違う人に出会えたり、
また違う場所にいけば新たな出会いがあります。

また、業界特有の空気、などと表現する方もいますが
そんなものはありません。ただの幻想です。
慣れ親しんでいないため、空気が異質に感じるだけで、
それは女装界以外の世界でも起こりうることです。

1度や2度の失敗で女装界全体を
否定してしまうのは非常にもったいない。
女装界には推定200万人以上の方がいるので、
ぜひ人生を100倍解放する仲間ができることを信じて、楽しんでみてください!
きっと、いいことがありますよ。

女装さん
はじめて某女装コミュニティに行ったとき・・・・
常連の男性数人と女装子さんがいて・・・
「はじめましてー!」って挨拶して・・・
そこから話し続かず。
常連同士で固まって談笑。
そこから馴染めずそのコミュニティを1時間ほどで
退散しましたが、
3ヵ月後くらいに同じコミュニティにいったときに
きていた女装子さんと意気投合。
その女装子さんは2年ほどの暦があったので、
その女装子さんのつながりでお友達の輪が
広がり、今では楽しい女装ライフを送っています♪

 

■4.ネット上の情報を鵜呑みにし女装界を敬遠する

ネット上には、さまざまな情報が掲載されています。
中には信憑性の高い情報もありますが、信憑性の全くない情報も存在しています。

「・・・・は危ない」
「女装子○○○は危ない」などといった女装界のネガティブキャンペーンな
ネット上の情報をみて、それだけで女装界を敬遠するのです。

女装界に長くいると、ネット上の情報、
とくに巨大掲示板郡の情報などは、ほとんどが根も葉もないウワサやデマであることがわかるのですが、
(中には信憑性の高いマジメな情報もある)

女装初心者の頃であれば、それらの情報を正しく判断することができません。
(なので女装ワールドは可能な限り信憑性の高い情報を発信できるよう心がけています)

掲示板の書き込みなどをうのみにして、
あたかもそれが真実であるかのように信じてしまい。
女装界全体を否定しまうなんて、本当にもったいないです。

実際のところ、
女装界もマジョリティ(世間一般)の世界でも
何も変わることはありません。
ただ、女装という世間からみれば異質な共通項で
結ばれている人間同士が形成している社会というだけで、それ以外は同じなのです。

女装界でも一生のお友達ができる方はできますし、恋人ができる方もいます。
ただ、共通項が「女装」という世間的にはマイノリティな
もので結ばれている、
ただそれだけのことなのです。

 

■まとめ:女装を敬遠せず、人生を100倍解放せよ!

いかがでしたか?
女装をしはじめて1年未満の初心者女装子さんにありがちな、
「挫折要因4つとその解決アプローチ」について

書きました。

 image

1. 女装が悪いことなんだと思い込み
女装をやめなければならないという脅迫観念
がわいてしまう

→女装は悪いことじゃない!

2. 想像以上にのめりこみブレーキをかける

→大丈夫、そのうち飽きます。
バランスとれるようになります。

3. 常連さんの空気になじめず
女装業界全体を否定してしまう

→業界特有の空気なるものは虚構です。幻想です。
1度や2度なじめないくらいで
女装業界を否定しないで!もったいない!

4.ネット上の情報を鵜呑みにして、
怖い世界だ、ややこしい世界だと思い込み、
女装業界を敬遠する

→実際は世間(マジョリティ)と同じ。
女装という共通項がちょっと異質なだけ。

初心者女装子さんで、もしこれらのあてはまっている方がいれば・・・・
ぜひこれらを意識してみてください!
せっかく出会えた女装界。
人生を100倍解放せずにやめるのはもったいないですよ!

10年も女装界にいる私が言うから間違いありません。
ぜひ、ご参考にしてみてくださいませ。






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