女装をやむをえず引退する女装子さん・ニューハーフさんが毎年一定数いらっしゃいます。
その理由としては、
・身体的理由(病気など)
・家庭の理由(女装への不理解など)
・女装アパシー(女装燃え尽き症候群)
などなど・・・ こうして女装を引退する方々が共通して口にする「女装引退前に後悔する6つのこと」を書いてみました。
いい時代になりました。こんな情報が未来に先回りして読めるんですから。
「人生の先輩方の女装引退前に後悔する女装の6つのこと」をいい教科書にして、少しでも楽しい人生を送りましょう。
女装は引退できない趣味ですが、
やむをえず引退する方や、 年齢的な理由で「もう引退かなー」と引退を予期している方もいます。
そんな楽しかった女装も
もしかしたら苦しいこともあった女装をやめる・・・
やめなくてはいけない・・・
もうすぐやめるかもしれない・・・
そんな女装引退直前の女装子さんたちが口にする「女装の後悔」には6つの共通した項目がありました!!!
これ、本当にいろんなモチベーションで女装を行っている
人それぞれ千差万別な女装子・男の娘・ニューハーフさんたちに
1個か2個かすべてか、まったくあてはまらない方もいるかもしれませんが、
一見に値する人生の諸先輩方からのアドバイスだと思います。
昔は、こんな女装の情報なんて、リアルじゃないと聞けなかった。
でも、今はインターネットによる知識所有のフラット化で、
こんなのも未来に先回りして聞けるようになった。
本当にいい時代です。 「女装引退前に後悔する女装の6つのこと」
それぞれ詳しく見ていきましょう。
もっと早く女装しておくべきだった
初心者女装子さんなどは、近所の目や女装バレなどを気にして、女装に制限をかけてしまう方がいます。
もちろん、そういった姿勢も時には大切ですが、
どこかストレスがたまったまま漫然と時を過ごし、
40代などになって時間とお金に余裕ができてから
本格的に女装を楽しむようになったりするのです。
女装引退前の女装子さんもよくおっしゃいますが、
高年齢層の方々がよくおっしゃるのが、
「もっと早く女装しておくべきだった」というもの。
「女装したい!」と思ったが吉日。すぐに女装するのが一番いいのかもしれません。
「女装したいけど・・・なかなか・・」と言っているヒマがあったら、
女装サロンやルームに行くか、ネット通販で1万円もあればメイク道具、洋服、ウィッグ
一式がそろう時代です。 とにかく、始めましょう。
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20年前だったら、そりゃネット通販も一般化していないし、いろいろと障壁が今よりもあったかもしれません。
でも、今は「やろう!」と思ったら、1万円もあれば「楽天のあす楽」や「アマゾンのお急ぎ便」で
今日明日にでも商品が、「誰とも会わずに手に入る」時代です。
女装をやりたいのに、やれない理由を探すほうが難しい時代になっています。
習うより、慣れろ。
これは女装にも通じます。
「やりたい!」と思ったその心が答えです。
・50代女装子さん
最近、どこへでも出かけるような若い子らをみてるとちょっとうらやましく思うことが正直あります・・・
・50代女装子さん
最近本当に昔じゃ考えられないくらい、映画館などにも若い女装子さんがいて・・・
ちやほやされてるし、にあってるしかわいいし・・・ 私も20代のときから女装してたかった。。
もっと自分自身を気遣うべきだった
女装を初めてコミュニティができると、女装が楽しすぎて、生活リズムが崩れたり、無理して遊んだりし続けます。
また、女装界は非常に安価で遊べる場所が多いため、長時間女装で遊ぶ人も多いです。
すると、やっぱり体のどこかにガタがきちゃう人がいるんです。
女装が楽しすぎるのはいいこと。ハマっちゃうものがあるのはいいこと。
なんですが、すべての原点は健康なからだがあってこそ。
女装であそびすぎたなーと思ったら、「女装がやりたすぎてうずうずしても」休む日を作る。
これだけで、大きく変わります。 健康は、当たり前だから感謝しづらいですが、
本当に尊く、人生を楽しく生きる一番基礎的な要素です。
風邪ひいたら思いません?普段の状態がいかにすばらしいことかって。
でも、人間は怖いものですぐに忘れちゃうんですよね・・・。
健康に感謝して、自分のからだをいたわってあげてください。
それが結果的に、より長く楽しい人生を送れることにつながるのです。
・50代女装子さん
私のチェイサーさんが超遊び人で・・・本人は人生を全うしましたけど、 最後は不摂生がたたって亡くなりました。
少しでも体を養生してあげてたら、今も生きてるかもしれません。
長生きだけがいいわけじゃないけど、やっぱり少しの養生で人生が変わるので、 少しはからだを気遣う余裕も必要です。
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もっと自分の「男性」性も大切にすべきだった
フルタイム女装や、ニューハーフという生き方を否定するわけではありません。
それも、本人たちが満足しているなら最高の人生。
でも、実際問題、女装引退前で、「女装をやりすぎて失ったもの」を口にする方は多いです。
女装をすると、男性ジェンダーの重さから一時的に逃れられるので「あ、楽だ」と感じる方も多いです。
変身願望も満たせるので、一時的に日常のストレスから解放されたりするので、そのままズルズルと・・・
いわゆる「女装沼」ってやつにハマっちゃう人もいるわけです。
女装が自分の中の「女性」性の解放だとするなら、 B面での人生も、「男性」性の解放であるべきなのです。
なので、「女装をやりすぎて失ったもの」というのは、「男性(性)をないがしろにしたことで失ったもの」と言い換えることができます。
男性ジェンダーに何らかの不満を抱えている方にとって、
男性性=しんどいもの
女性性=しんどくないもの
というレッテルを貼って、 男性を捨てて女装をすることを正当化しようとする傾向があります。
しかし本当にそうなのでしょうか? 男性性も女性性も、両方とも楽しい人生は 本当に送ることができないのでしょうか?
もちろんその正当化がいいか悪いかは、当人の人生に対する幸福度によるものなので、他人が評価を下すことができるものではありません。
しかし、男性としての人生も大切なのではないでしょうか?
「女装で失ったもの」を口にする女装子さんの例としては、
・女装しすぎて仕事がないがしろになり、出世できず、会社にいづらくなり、その後はジョブホッパー(職を転々とする人)になってしまった
→安定的な男性としての収入を失った
・女装しすぎて会社員をやめて女装バーで働いた。でも本当にそんなことはやりたいわけではなく、私はただの趣味女装が一番楽しいことがわかった。
でも・・・一度外れたリズムを取り戻すのは難しく・・・
→男性キャリアを失った
・なん就職もせずだらだらバイトばっかやって、休日に女装する20代を過ごしてました。ほかの同級生たちは社会で大きな仕事やってる人もいて・・・なんか・・・すげえ複雑な気持ちになりました。
→20代の男性キャリアを失った
もちろん女装のモチベーションは千差万別なので、
GIDさんなど人によってはそもそも「男性性」がない方もいます。
(厳密には純女さんにも「男性性」は存在するので、GIDさんにも存在するのだが、本記事の主旨ではないので割愛)
女装が楽しすぎてハマるのも、漫画やゲームが楽しすぎてハマるのも同じはずです。
女装でハマるときだけ、男性性を否定するのは、多くの場合「逃げのモルヒネ」です。
(何ら根本的解決にもならない緩和剤)
女装したときの自分も、していないときの自分も、両方大切にしましょう。
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フルタイム女装は職業選択の幅を狭めるということ。
もっと多くの人々と関わっておくべきだった
これは女装界だけでなく、人生に通じます。
自分以外の無限の可能性は、想像以上に大きいです。
自分で考えること、思考すること、これにはどうしても限界があります。
だからこそ、人間は「社会」というものを形成し、ほんのここ100年だけを考えても、
めざましい文明の発展を進めてきているのです。
自分の気づかない内側と、自分がわからない外側にこそ、無限の可能性があるのです。
なので、 多くの人に関わることは、
自分自身の可能性を大きく高めることに等しいのです。
今までのご自身の人生を振り返ってみて、
社会という前提条件を抜きにしても、
自分ひとりだけでできたことなど少ないと思いませんか?
もちろん、人間なので「合う、合わない」はあると思います。
でも、できるだけ多くの人と関わるほうがいいと思います。
別に必要でなければ多くの友人はいらないと思います。
でも、多くの人と関わる方が 「親友に出会える可能性」も上がるのだから、
多くの人と関わるに越したことはないのです。
私の場合でもそうです。 幸い、私の周りにもB面、A面(女装界)にも多くの
友人がいてくれるおかげで、楽しい人生を送ることができていて、 とっても感謝しています♥
正直、明日収入が全くの0になっても生きていけます。
誰かが絶対助けてくれるし、 仮に私の周りでそのような人が現れたら、 私は助けます。
誰かが困ってたら助けるし、私が困ったら誰かが助けてくれる。
それは、経済的な面だけでなく、 精神的な面でもそうだし、本当に計り知れないあらゆる面で、多くの人との関わりに自分は救われています。
人生は何が起こるかわかりません。
その不確実性を救えるのは、無限=裏を返せば不確実な可能性だけです。
それを運んでくれるのは、自分以外の存在である場合が多いのです。
・50代女装子さん
仕事がなくなったので困ってたら知り合いのニューハーフさんに風俗の受付の仕事を紹介されて救われた。
今はもう普通の仕事してるけど今でも恩に思ってます。
・50代女装子さん
私をかわいがってくれる40代の先輩女装子さんにB面で会社のストレスの悩みを聞いてもらったりして すっごいよくなりました
・60代女装子さん
女装しすぎて嫁バレ女装に時間使いすぎて家族サービスないがしろ
結局家庭がガタガタになっちゃって・・・ 今は独り身。うーん、後悔がないといえばウソになる。
開発しておくべきだった
マジョリティからすると、女装子さんのほとんどはもう開発している! と思っている人も多いですが、
女装子さんの3割程度しかあっちの経験はありません。
開発すると、
・めちゃくちゃ気持ちいい
・やめられない
・知ってよかった
など開発済み女装子さんの声を聞きますが、 やはりバックスにあれをあれするということになると、
抵抗感や、開発手順のミスなどで恐怖感などを味わい、あっちを開発しないままの方がいます。
(ちなみにクリハラも未経験です笑)
しかし、多くの引退直前女装子さんで開発していない方は、
「開発しておけばよかった」というのです。
・60代女装子さん
やっぱりいいって聞くし・・・今は体力的にきついので、もう無理だけど・・・後悔だなぁ。
・50代女装子さん
ちょっともう病気でできませんが、できるものなら一度は経験してみたかったなというのが正直な気持ちです。
もっと女装界以外の身近な人も大切にすべきだった
女装にのめり込むようになると、女装界の人々と多くの時間を過ごすようになる方もいます。
休日の予定がほぼ女装で埋まったり、女装衝動が抑えられず、B面の知り合いとの予定をキャンセルしたり付き合いが悪くなったり・・・
あるいは、家庭もちの方であれば、 家族サービスがおろそかになったり、お子さんとの時間を縮小させてしまったり・・・
このように、
女装界以外の身近な人をおろそかにしてしまう場合があります。
しかし、
女装界以外の身近な人も非常に大切ですし、生活のベースがB面にあるのであれば、
女装界以外の身近な家族や友人こそが、人生で最も大切にすべき人々なのです。
もちろん、女装界がきっかけで知り合って、AB問わずの関係性を築くような場合や、
フルタイム女装などをする場合はこの限りではありませんが。 とくに趣味女装子さんの場合、
・本名も知らない
・素性もわからない
人同士が仲良くなっている場合も多いのです。 それが悪いというわけではありませんが、
「遊びの仲だからこそ、仲がいい」ことだってあるのです。
しかし、B面時の家族や友人は、それ以外でも自分の人生に何らかの関わりがある人たちである場合が多いでしょう。
そうであれば、やはりまず大切にすべきは、女装界以外の身近な人たちである場合が多いのです。
女装界での知り合いは薄い関係性でしかないのでどうでもいいと言っているわけではありません。
女装界でも生涯の友を見つける場合もあるし、きっかけが女装という共通項だっただけで、
B面の友人と変わらない、あるいはそれ以上の関係性を築く場合もあります。
しかし、女装にハマりすぎて、女装界以外の身近な人を大切にできていないのであれば、それは見直すべきだ、ということなのです。
・60代女装子さん
別に家庭は不幸な家庭でもないし子供も自立していい生活をしているが・・・もっと時間を使ってやれば、
私自身の納得感は違っていたんじゃないかなーと今になって思います。女装しまくってた30代も後悔はありませんが、もっと家族に・・・という部分だけには後悔があります。
・50代女装子さん
もっと妻と一緒にいるべきだったかな・・・?
今も夫婦関係は続いていますが、「おしどり」などとは程遠いです。
妻も私の女装は知っていて理解もしてくれてますが、私が女装にハマったことで夜の生活は激減・・・ある日妻がボソッと
「私はこのまま誰にも抱かれないまま死ぬのね」と言った顔が今でも忘れられません
女装引退前に後悔する女装の6つのこと
1.もっと早く女装しておくべきだった
2.もっと自分自身を気遣うべきだった
3.もっと自分の「男性」性も大切にすべきだった
4.もっと多くの人々と関わっておくべきだった
5.あっちを開発しておくべきだった
6.もっと女装界以外の身近な人も大切にすべきだった
これ、すべてがあてはまるわけではないし、まったくこんなのにあてはまらない人もいます。
あくまで、 女装を何十年と行ってきて、「そろそろ引退かなー」と思ってる先輩女装子さんたちが、よく後悔する項目ってこと。
ヒントにするかしないかは、個人個人次第です。 ヒントにするのもOK、しないのもOK。
自分自身が、せっかく出会って女装と人生をどうコネクト(結びつけて)させて、どう人生を豊かなものにするのか?
女装で制限されたり、消耗するのはもったいない。 女装で人生を解放して、豊かなものにする。
少しでもヒントがあれば幸いです♥