田舎住み・地方部の人の女装事情。都市部との違い、許容度、保守的な空気？

田舎住み・地方部に住んでいる人ははっきり言って都会で女装するよりも
かなり難易度が高い可能性があります。
それは田舎特有の「ムラ社会」や「人口の少なさ」「女装カルチャーの浸透度が低い」
などさまざまな要因があるわけです。
でも、インターネットのおかげで「女装に関する情報は都市部と関係なくアクセスできる」わけです。
なので、田舎だろうが都市部だろうが関係なく、
女装したいと思う人は女装したい！！！わけです。

今回は、田舎部に住んでるけど女装したい人が読むべき女装デビュー指南をお伝えします。

田舎住みの人が女装をすると都市部とは違う大変なところ

田舎で女装をすると都市部とは違った大変さがあります。

女装スポットがほとんどない

これです。
都市部では、地方都市であっても女装スポットは最低でも1軒以上ありますし、
政令指定都市レベルの都市だと複数の女装のお店やスポットがあります。
でも、地方部や田舎は女装スポットは当然のようにありません。

基本的には、女装人が集まる場所というのは「公園」になります。
それ以外は、女装スポットのある都市部へ移動するか、
おひとり様行動で、女装スポットではない一般スポットにお出かけすることになります。

できるだけ、女装ワールドNAVIのほうで地方部の情報も充実させたいですが、
やはり都市部に比べるとスポットはかなり少ないです・・・。

このスポットの少なさは、田舎部の都市部に比べた場合の女装の難易度を押し上げている要因の１つです。

排他的保守的空気によって、女装癖がバレやすい。ウワサが光の速さで回る。

都市部のほうが人が圧倒的に多いので、女装が目撃される可能性は高いですが、
人が多いため、そこまで他人に興味がない人も多く、ウワサが街単位で共有されることなど、
通報等がない限り、めったにありません。

しかし、田舎部の場合、「不審者を排除し、村を守る」という排他的で保守的な空気が残っている地域も多く、
「女装している」というだけで「不審者情報」とし村中や町中に共有される可能性が高いのです。
（※もちろんすべての田舎が保守的で排他的ではないが・・・）

田舎はコミュニティを守るために、住民たちが自然と相互監視しているような場合があるのですよ・・・

正直、人間関係は都会が楽
( ；∀；)w
田舎は、めんどくさい

— hideめたる(´・c_・`) (@hide_metalJapan) June 22, 2018

女装以外であっても、「〇〇さんの息子が東京でいい企業に就職した」等という
個人情報が村単位で共有されるようなコミュニティがあるのが田舎なのです。
ウワサは光の速さで共有されるでしょう。

排他的保守的空気によって「女装は変態趣味だ」という旧来的価値観が残っている場合もる

これね、私の知り合いの四国の某田舎に住んでいる方が言っていたのですが…

女装さん

チアキちゃんはわからないと思うけど、田舎って本当に
差別激しいよ・・・
女装してるなんてばれたらそれこそ「村八〇」扱いになる。
それくらいにすっごい価値観が古臭いし、めんどくさいのよ・・・( ;∀;)

もちろんこの方の感想なので、これをもって「田舎はこうなのだ」と一般化するつもりはないですが、
そういう一面がある地域はあるでしょう。

実際、「田舎は保守的だ」という感想を持っている人は世の中にまぁまぃます。

シンママだから、
一人っ子だから、
が聞こえてきた昨日のBBQでの事。
田舎って、ヤダなぁ。
閉鎖的で保守的。
私達親子なんて、格好の獲物にされてしまう。

— キラリ (@QCGOIrMpoVi4byT) May 6, 2019

田舎はみんな頭が固くて保守的ですごく生きづらい。
年々それが増してもう耐えきれなくなったから、今回東京行きが決まって本当によかったと思ってる。

— うにちゃん🍣(ロイヤル) (@uni_3710) May 5, 2019

田舎の人ってああいう人の集まりかな。
保守的で旧態依然の守られてるものが一番で世界を広げない人たち。
私は移動してる方が幸せな遊牧民タイプだからなあ、全く逆。引越ししてばっかりってまた否定されたけど。引越しの何が悪いのかわからない。

— Kaybeautediva💫 (@kaybeautediva) May 3, 2019

これはいい悪いではなく、そうやって生きることで最適化してきたのですよ。
田舎って人が少ないので、既存メンバーの結束を高めて外物を排除するほうが
コミュニティが絶滅するリスクが減るので、そっちのほうがいい！ということなのでしょう。

だから「女装」という一般社会でもここ数年で理解度が進んでいる新しい価値観は、
田舎部ではまだ受け入れられていない可能性は十分にあるということです。

女装理解度は、都市部よりも田舎部のほうが進んでいない！場合が多いです。

田舎で女装すると都市部よりいいところ

もちろん、都市部よりも田舎部で女装するといいこともあります！

一定以上のパス度があれば、パスしやすい

田舎部のほうが「パス限界値」が都市部よりも低い傾向があります。
どういうことかというと・・・

一定レベルまでのパス度は、田舎部だと都市部よりもパスしやすくなります。

これは「田舎が女装について都市部よりも理解度が低い」ことに裏返しで、
「女装してる人なんているはずがない」という前提があるからです。
そもそも「女装子かも・・・」などと思う人も都市部よりは少ないということです。

こんなイメージでしょうか。

私も背が高いので、都市部だと「ニューハーフ」「オカマ」と思われますけど、
田舎部にいったときは「背が高いねー」となんとパスしてしまうこともあるのです。
普通に観光してる外国人と間違われたこともあります。

女装への需要が供給を上回る「女装の需給ギャップ」が発生しているため、ちやほやされやすいかも

実は、田舎部では「女装の需給ギャップ」が発生しています。
・・・？どういうこと？

「女装に興味がある男性」「女装したいけどできてない人」の「女装ニーズ」「女装需要」のほうが、
「女装子」「女装のお店」などの「女装サプライ」「女装供給」を上回っているという状態なのです。

今じゃこの女装ワールドもそうですけど、女装に関する情報は住んでる地域に関係なくアクセスできるわけですよ。
なので、女装に関する潜在ニーズ（潜在的にあったけど自分では気づいてなかったものが掘り起こされる）や、
顕在ニーズ（女装したい！と思ってる人がネット上の情報でさらにその気持ちを高める）が簡単に掘り起こされ、

田舎部であっても、

・女装してみたい！
・女装子さんに会ってみたい！

という人がいるわけです。

でも、都市部と比べてそれを満たすスポットや場所、女装人がいないため、
ニーズ＞サプライ（供給）状態になっているのです！！！！

なので、実は勇気をふりしぼって田舎部で女装をすると、
都市部よりも競合が少ないためにちやほやされる確率が非常に高いわけですよ。
あるいは、都市部の女装子さんが出張時に田舎で女装をすると、
「めちゃくちゃちやほやされる♡」といい思いをするエピソードをよく耳にします。

普通に空気がおいしいし大自然があって開放的

これは都市部に住んでいると、本当にうらやましい部分です。
マジで空気がおいしいし、開放的です。

私は東京に住んでいるときに何十年ぶりに喘息が出ましたし、
今は大阪に住んでいますけど、鼻くそがめっちゃ貯まります。（汚）

田舎は本当に大自然があるのが素敵です。
虫はちょっと嫌ですけど・・・

田舎住みで女装している人はどのように女装ライフを楽しんでいるのか？気をつけるべきポイントは？

では、実際に田舎住みで女装している人はどのように女装ライフを満喫しているのでしょうか？
気をつけるべきポイントや、行動パターンなどをご紹介します。

実家暮らしの人は「女装グッズの隠し場所」「女装する場所・時間帯」を徹底管理している

田舎住みの実家暮らしの人は、とにかく「田舎特有のウワサのまわり」に注意して、
女装がバレないために細心の注意を払って行動しています。
家族にも、ご近所さんにバレてもダメなわけですから。

もう女装はヘンタイ趣味でもなんでもなく「ゴルフ」と同じくらいの
「オーバーグラウンド」な趣味なのですが、まだその価値観が及んでいない地域は
田舎にはたくさんあるのです。

なので、

・女装グッズの隠し場所
・女装する時間、場所

を徹底的に管理しています。

女装グッズはバレないようにカギをかけて厳重に管理している人もいます。

車を有効利用する人が多い

田舎部の車所有率は非常に高いですよね。
田舎の場合、足となる手段がほとんど車なので。
なので、この車を有効利用している人も多いです。

車で地域外に出て、車の中で着替えて、車で公園などに移動して、
その後女装ライフを楽しみ、車でまた男性に戻るという「車女装」を楽しむ人もいます。

車で地域外に出てしまう

というのがポイントでしょう！

ビデオボックスや公園で女装をする人も多い

田舎部で盛り上がっているのが公園以外にも「ビデオボックス」があります。
郊外にある「ビデオボックス」は数時間何千円という低価格で利用でき、
その個室内で女装をして、ビデオボックス内で女装をして楽しむという遊び方です。

この方法だと、女装バレするリスクは少ないですし、
近所の目も気にせず遊ぶことができますね。
ただし、あまり近いビデオボックスを選ぶと地域住民とばったり出会う・・・・
とか「駐車場に車を止めているのを他の人に目撃される」というリスクも伴うので、
できれば少し遠目の地域のビデオボックスを選ぶことをおすすめします。

週末を利用して地方都市部や、都市部へ女装小旅行・女装遠征を月1～2回行う

週末を利用して地方都市部や、都市部へ女装小旅行を月1~2回行う人もいます。

・関東周辺部→東京都心へ
・北海道田舎部→札幌へ
・東北田舎部→関東・仙台へ
・東海北陸田舎部→名古屋へ
・近畿田舎部→大阪・名古屋へ
・中国四国田舎部→大阪・福岡へ
・九州田舎部→福岡へ

このようなかたちで、田舎部から地方都市や、都市部へ
週末などの休日を利用して女装小旅行のような「女装遠征」を行う人もいます。
田舎部の方は車持ちが多いのでできる芸当ですね！
電車や飛行機を使っていく方もいます。

田舎部のコミュニティで「遠征軍団」を使ってみんなで行く場合もある

田舎部で知り合いの仲良し女装さん同士が固まって、
仲間たちで女装遠征旅行をする場合もあります。
その方が、ガソリン代などの移動費用が「頭割り」で安くなるので
経済的だし、道中も楽しいですよね♡

女装したい！ために田舎を出るという選択肢は非常におすすめしたい

もう田舎で女装を最適化するよりも、普通に都市部に出たい！！！
と思う方、出るといいと思います！！！！

個人的には、地方都市部以上に引っ越せばいいと思います、本当に。

今は仕事も選ばなければいくらでも都市部にはあるし、
地方都市だと家賃もそこまで高くはありません。

個人的には、

大阪を激しくおすすめします！！！

家賃は安いし、生活費も安いし、それでいて仕事も多い。
しかも女装スポットも多く、女装人も東京に次ぐ2番目の多さ！

最高でしょ？(^_-)-☆

人生1度切りなので、人生を田舎の中で終わらせるのもいいけど、
一度は都市部で生活してみるのも悪くないと思いますよ♡

田舎で女装。
でもほんのひと工夫で楽しい女装に！
都市部へ引っ越してくるもありだね♡
人生は一度きり！

最後までお読みいただきありがとうございました。