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一般社会と女装

もし女性に生まれたら待ち受けていた女性(純女)の大変なこと3つ



女性になったらどうなるんだろう?
女装している人であれば一度はそんな想像をしたことがあるかもしれません♡

女装をするモチベーションは個人差がありますが、
「女性化したい」「女性になりたい」という気持ちをお持ちの女装子さんもいれば、
「よくわからないけど女性になってみたら楽しそう」とか、
「女性になるのは無理だからあきらめてるけどなれるならなりたい」とか、
「いやなりたくないw」という思いの人までさまざま。

でも、実際の女性は男性が描く想像以上に「女性ならではの大変なこと」を抱えて生きています。

この記事では、女性の大変さをご紹介していきます。
もし女性に生まれていたら、待ち受けていた純女さんの大変なこと3つ。

女装子トランスは女性に対して、

・その容姿(決め細やかな肌や、さらっとした髪の毛、小さくてしなやかな体・・・など)
・社会的な扱い=女性ジェンダー=「女」(女性は弱い、守られる/女性は男性を癒す存在・・・など)

セクシャリティやジェンダーなど女性に関するさまざまなものに対して憧れを抱く方が多いです。
もちろんその大小や質に個人差はありながらも、ネイティブ男子でありながら女装をする方すべての
モチベーションの根源は「女性への憧れ」「女性に対する男性にはない部分に対する興味にあるといっても過言ではありません。

しかし、女性(純女)には女性で、女性ならではの男性には推し量り難い苦労や困難があるのです。
それを理解することで、女性への憧れを多面的にとらえ、自信の女性化・女性としての行き方・女装観により深みを持たせていただければなと思います。

もし女性(純女)に生まれていたら・・・・こんな苦労が待っていた!!3選です。

 

 

女性の生理痛はマジでしんどいらしい。毎月押し寄せる生理痛のしんどさ。早い方だと小2くらい~50歳くらいまで・・・毎月しんどい。

女性の生理のこと、ご存知ですか?
生理というのは、月経といわれ、女性が赤ちゃんを出産するために体内環境を
整える活動で、毎月定期的にいらなくなった血液などが対外排出される女性特有の体の動きです。

よくCMなどで
「生理痛には・・・」
「生理痛に効く!」などというのを聞いたことがあると思いますが、

この生理(月経)は、体に非常に不快感や倦怠感、痛みを伴うものなのです。
生理痛に関する女性の反応をみると・・・かなり想像以上にすさまじいものであることがわかります。

生理痛に対する女性の反応はこんなカンジ。

・痛い。何もしたくなくなる。
・針でおもいきり刺されているのが何時間もずっと続くカンジ。薬がないと死ぬ。。。。
・私は生理痛はそこまでひどくないほうだけど、それでも生理のときは頭痛がして調子が悪い。ひどい子なんかは立っていられないくらい痛いらしい・・・
・毎月くるといいんだけど・・・・体調しだいで2ヶ月に1回になったり3ヶ月に1回なったり、激しいのが半年に1回きたり・・・ほんとしんどい。
・私は生理痛はほとんどない
・熱が出る。生理痛になると仕事どころじゃないけど・・・仕事は休めないし・・・
・私は海外で仕事をしていましたが、海外では普通に「生理休暇」という有給休暇を取得できます。男性は「おれだってしんどいとき休みたいわ」といいますが、そんな「しんどい」なんてレベルじゃないです。ずっとつねられて痛いのが続くの耐えれます?
・男性は生理痛には耐えれないっていうよ

生理痛に関してざっとまとめると、

・生理痛の痛みは個人差がある
・不快感が数時間続く
・立っていられないほどの痛みがある女性もいる
・これが早い方であれば小学校2年生くらい~
・50歳くらいまで毎月続く…
・月1日~2日は究極にしんどい。。。

こんなカンジらしいです。

こんなの耐えれます??私にはおそらく絶対耐えれません。。。。

この生理痛を経験することのない男性の状態から、もし女性の状態になったとして(現状では無理だけど)
この生理痛までも再現されたとしたら(現実には性転換手術等をしてもされません)まず耐えれないでしょう。

ざっと計算すると、小2くらいから50歳くらいまでだと約40年間。
この不快感が月に2日くらいくるので、
年間12か月×2日=24日
年間24日は不快感がある日があります。

さらに、
24日間/年間×40年間=960日間
一生のうち960日間も不快な日が女性は確定しているのです。。。
もちろん個人差はありますけどね。

女性には、この痛みや不快感が毎月1回、1-3日訪れる。
生理痛は男性の想像以上にしんどいものみたいです。この痛みや不快感が毎月訪れるのです。。。。
そう考えると、マジで女性の生理は大変なのですよ。。。。

ちなみに、ヨーロッパなどでは、女性の生理痛に対する理解が進んでいて、「生理休暇」という有給休暇を普通に取得することができるようです。
日本だと生理休暇なんて普通に取得できる会社は少ないでしょうねぇ・・・・
日本の「労働観」ってホント鬼畜ですよねぇ。。。
このように、女性は本当に痛くてしんどい不快感のある生理痛が1ヶ月に1回必ず訪れるのです・・・

もし、女装子さんの中でB面(男性時)の仕事で、女性の従業員や同僚がいる方は、
女性の子のつらさに対する共感性を増してあげるといいかもしれません。
マジで休みたいくらいしんどい人もいるみたいなので・・・。

ちなみに、私は女性の子の大変さを知るまで女性がしんどそうにしていたら、
「何甘えてんだ」と思っていたのですが、、、、
「生理痛がいかに大変なのか」を知ってから、マジで「生理休暇」をあげるようにしました。
それほどに、マジでしんどいんですよね・・・個人差はありますが。
完全に共感はできないけど、本当につらいらしいので・・・

この記事を見てる男性の方は、ぜひ女性社員や女性の同僚等がしんどそうにしてたら、
優しくしてあげてほしいと思います。

 

 

女性の社会進出は男性よりも狭き門

女性の社会進出は男性よりも狭き門であることは数値として出ています。

女性の管理職比率は先進国中日本が最下位

出典元:www.nissay.co.jp

労働人口における女性の管理職の比率は、日本が11.1%と、アメリカの43.1%と比較してかなり低い数字になっています。
みなさんの職場をみてもわかると思いますが、女性の昇進は、男性のそれに比べてはるかにレアなイベントだと思います。

女性が男性と同様の仕事をしても、「女性なのにすごい」とか、「女性のわりにすごい」などと評価されがちです。
このような労働環境における女性差別は、自立した女性を非常に苦しめています。

さらには、かつてのように「女性は結婚して男性に養ってもらう」という価値観は現在変化しつつあり、
女性も男性と同様に、自立して働きお金を稼ぐことが求められる中、このような女性差別は女性にとって
大きな障壁になることは間違いありません。

 

女性の非正規雇用は男性よりも多い

■男性の非正規雇用正規雇用(正社員)の比率


出典元:www.garbagenews.net

■女性の非正規雇用正規雇用(正社員)の比率  


出典元:www.garbagenews.net

このグラフをみてもわかりますが、
女性のほうが男性と比べて、非正規の比率非常に高いことがわかります。
自立してお金を稼ぐことが求められている中で、女性の正社員としての雇用は男性よりも大幅に数が少ないという現状があるのです。

ちなみに、大卒男性、女性の正社員就職率はそこまで変わらないようです。
これは日本の労働環境の慣習が大きく影響しています。

・女性はお茶くみするもの
・女性は事務などの単純作業をするもの
・女性は大きな決断を要する仕事には向かない

などの偏見や価値観がこのご時世でもまだまだ存在するため、「女性は管理職や正社員では採用しない」という暗黙のルールがあるのです。
このように、女性の社会進出は男性よりも非常に狭き門なのです。
私も女性として就職した際には、このような「女性ジェンダーによる仕事の強要」について身をもって体験しました・・・。

私がハマった女装沼(7)-いざ女性として働くと男性時ではわからない女性OLの大変さを痛感。ストレスがたまる。

女性で生まれたとして、男性と同等それ以上の仕事をしても、「女性なのにすごい」「女なのにすごい」
と言われるのも最悪ですし、「女のくせに生意気だ」なんていう空気まで生まれる会社もまだあるそうですよ・・・。
仕事ができるできないに男女なんて関係ないのにね。あくまで「個人」なのにね・・・。

実際、男性→女性に性転換をして戸籍まで女性に変更したトランスジェンダーの方が、
「女性になってはみたけど、仕事がなさすぎるのでやっぱり男性に戻りたい」と、
「戸籍の性別の再変更」を求めた裁判なんかも行われています…

神奈川県茅ケ崎市の40代元男性は2003年に性別適合手術を受け、2006年7月に横浜家裁で戸籍上の性別を女性を認められた。だが、すぐに後悔に襲われたと話す。
男性だった時は簡単に見つかった仕事が、女性になってからは断られ続けた。その原因は、性別を変えたためだと感じるようになったという。現在は女性として就職しているが、会社の理解を得ながら現在は男性として働いている。出典:gidinfo.jp

それほどに、男性だとわかりづらい「女性差別」は特にこの日本ではまだまだ存在しているのです…。

 

 

「女」社会はめんどくさいことだらけ。「女の敵は女」という社会が待ち受けている!

女性だけの社会はめちゃくちゃめんどくさいことだらけ・・・だそうです。
よく男女のケンカやいじめを評して、
男性同士のいじめ・ケンカは表裏がない
女性同士のいじめ・ケンカは表ではないように見せて、裏ではある。

といわれます。

女性の「女」社会に対するめんどくささの不満はこんな感じ↓

・女性のいじめは本当に陰湿。
「あの女はいつも違うおとこといる」
「おとことホテルから出てくるところを見かけた」
「すぐヤらせる女」などと、女性が女性の悪口や風評を会社や集団の中で言いふらすなどは当たり前。

・集団で無視するとか結構あるよ~

・私は航空業界でCAで働く女ですが。。。職場は女性ばかりなんです。本当にめんどくさいですよ・・・
誰と誰がしゃべったとか、あいさつがなかったとか・・・そういう細かいことだけでいじめの対象になったりします。
本人の目の前で「いやみとわかるいやみ」を笑顔で言ったり、「制服隠し」とか「パンスト隠し」とか日常茶飯事。
一番えげつないなーと思ったのは、私の後輩の制服がゴミ箱に捨てられてたときは・・・
その後輩は泣いていましたが。。。

・女同士の笑顔はうそ。裏では何を言いあってるかわからないよ。

・「大好き!」といって、本当は心底嫌ってることがあるのが女

・誰かがうまくいくと足をひっぱりあう。これは本当にがち。

うひゃぁ・・・・!!!!!!!!!!
こんな社会は耐えられない><でも、実際こういう「女」社会はあるようです。

男性同士であれば、
「いいたいことがあればいいあう」
「嫌いなやつは嫌い、好きなやつは好き」
などとはっきりしていることが多いですが、女性の場合は本当にややこしくてめんどくさい人間関係が多いんですって。

でもこれ、男性でも「女」の部分が出ちゃうと、
ニューハーフラウンジのキャスト同士だとすっごい骨肉の争いがあるなんて話はよく聞きますけどね。

よく「女の敵は女」なんて言われますが、まさにそんな社会があるようです・・・。
もちろん全員の女性がそうではないですし、こんな「女社会」に疲れ切った女性は、
「男性社会っていいよね」とあこがれて、女社会から離脱する方もいます。

 

 

女装してると「女の特権」ばかりに目がいきがちだが、実際の純女さんたちはいい思いばかりしているわけじゃない!!!!むしろ、女装子男の娘のほうが「女のいいとこどり」をしているのだ。

いかがでしたか?
もしあなたが純女さんに生まれていたら・・・・

1.
毎月くる立っていられないくらい痛かったり、頭が痛かったりしんどかったりする生理痛に耐えなきゃいけないし

2・
女性の社会進出は男性よりも非常に狭き門なので、つらい思いをしていたり、

3.
めちゃくちゃめんどくさい「女」社会の中で生きなければならなかったかもしれない

もちろん、すべての女性がこうというわけではないし、すべての女性にあてはまるものではないですよ。

となると、

・普段は男性として生きているので、
・生理痛はないし、
・男性としての社会進出はできたうえで、
・男性社会の中で生活できるものの、
・女装をしているときだけ「女」として男性に愛されたり、女装子賛同しできゃぴきゃぴしたり、メイクをしてキレイになったり
お洋服を着たりして「女」を楽しめる女装子男の娘は超欲張り💛

という言い方もできますね💛

やっぱり女装は趣味が一番いいんだって!!!!もちろんすべての人がそうだとは言わないよ!
「フルタイム女装」→「女性」になることで人生が豊かになる人もいる。

でも、忘れないでほしいのが、

女性になったからと言って何もかもが解決するわけでも、
人生そのものが変わるわけではない。
性別というのは自分の内面ではない外側の社会的マークなだけであって、
それをどう利用するのかは自分次第。
結局、すべては自分次第。

だから「女性っていいよね」「女性ってうらやましいよね」
「女性ってなんの苦労もないよね」みたいな「女性信仰」に陥っちゃうのはわかるんだけど、
冷静にちゃんと分析していこうね!ってことです。

間違いなく、「男性にはわからない女性の大変さ」は存在してます。
甘えとかでは片づけられないんですよ・・・。

多くの人にとっては、男性でありながら女性のいい部分も女装で体験しちゃおう!
超楽しい!人生何倍も楽しいね!
っていう趣味女装がいいんじゃないかと思います。
AもBも楽しいね!っていう生き方。
男の女の二刀流じゃん♡

最後までお読みいただきありがとうございました。






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