どうも、クノタチホです。
皆さんは、女装をしている事に対して不安を感じたり、罪悪感を感じたりする事って無いですか??
アタシも実は3年間の女装生活の中で女装をしている事に対してネガティブな感情が湧き出た事が沢山ありました。
そしてアタシが女装者の方から頂くカウンセリングの相談の内容のほとんどこの女装行為に対するネガティヴな感情をどうにかして欲しいという相談なのです。
ネガティヴな感情もポジティブな感情も必ずその奥には自分自身のその行為や出来事に対しる認知と意味づけがあります。
認知と意味づけを変えていくアプローチは時間が必要とされます。
ネガティヴな感情に変化を与えるレベルと
ネガティヴな意味づけを変えるレベルとでは全く違ったレベルのアプローチになります。
でも丁寧に自分自身と向き合い続けるのであれば根本にある意味づけに変化を与える事も可能です。
でもまずその感情に変化を与える方法を今日は皆さんにご紹介できたらなと思います。
恐れ、不安、罪悪という感情は、実は女装をしている事事態に感じている感情では無い事がほとんどです。
女装行為自体は自己完結している行為なので化粧をして、女性の服を着て、ウィッグをかぶるだけでは他人に迷惑をかけたり、避難されようがないからです。
ほとんどの場合は二次的な不利益に対して、恐れ、不安、罪悪を感じている事がほとんどです。
恐れ、不安、罪悪というのはその対象が何かという事をしっかりと自分が観ていく事がとても大切になります。
どの状況が自分にとって不利益なのかという場面の焦点をきっちりと合わせていく事が、まずは第1の対処方法です。
その場面を特定させるための自分に対する質問は以下です。
Q.1
女装行為をする事でどんな状況を引き起こしてしまう事を恐れているの??
もしくは
女装行為をする事でどんなネガティヴな状況をひきおこす事をイメージしているの??
という質問です
例えば
A.1
奥さんにバレて離婚を突きつけられる事を恐れています
という答えが自分の中に浮かび上がってきたとします
ほとんどの場合はその場面の奥の奥の奥の方に自分自身が本当に恐れている事があって強いネガティヴな感情はそこから湧き出ている事がほとんどなんです
それを特定するための自分に対する質問は
Q.2
離婚するとどうなりますか?
です
A.2
子供と離れ離れに暮らす事になってしまう事になる
さらに質問を続けます
Q.3
子供と離れ離れに暮らす事になるとどうなりますか?
A.3
一人で寂しい思いを暮らす事になります
さらに質問を続けます
Q.4
一人で寂しい思いを暮らす事になるとどうなりますか?
A.4
最初はしばらく寂しいですが、慣れてくると思います
この場合は、ここで自問自答を終わります
この場合は恐れのピークは妻と子供が出ていって一人になった孤独を感じてる場面がネガティヴな状況のピークだと言えます
A.4の答えが
寂しさのあまりお酒やギャンブルにはまって乱れた生活に陥る
といった答えならさらに質問を続けて下さい
かなりネガティヴな連想には底があるという事と、人間は一番最悪の場面と向き合うと不思議と前向きな方向に向かうという性質をもっています。
ただイメージや想定であっても人間はその最悪の場面をイメージする事ですら無意識に避けようとします。
ネガティヴな体験の連続の先にあるどん底をみると人はより強くその状況を避けようとし、強いモチベーションを持つのです。
女装行為を辞める決断が入る場合
女装行為が絶対に奥さんや家族にバレない強いパターンを閃く場合
変なカタチでバレるぐらいならきっちりカミングアウトをしようと決断する場合
色んな選択肢が想定されますが、心の中はきっとスッキリするのでは無いでしょうか??
もし最悪の状況をイメージする事を恐れてモヤモヤしてる方は試しにネガティヴな状況の連想の連続をしてみてください。
必ずそこには底がありますから♡