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女装で働く 連載コラム

女装で昼職で働くべき人、働くべきでない人



女装をして女性として、あるいは
女装男子として、いわゆる女装バーや風俗ではない、
一般企業(昼職)で働くことを目指すトランスたちがいますが、
その中には、昼職で働くべき人と働くべきでない人がいることがわかりました。

女装で昼職で働くべき人、働くべきでない人

女装で昼職で働くべき人、働くべきでない人


女装で昼職で働いて、女性として生きていきたい・・・

こんなGIDさんや女装子さんが中にはいます。
私自身も、1年間女装して、

・女装バーで働き、
・昼職として商社に女性として働き

ました。女装界でも、そのような女性として昼職で働いている方々を何人も見てきましたが、
女装して昼職で働くことでの明暗がはっきり分かれています。

・女装して昼職で働いてよかったと思う人
・働いてよかったとは思わない人

すなはち、

・女装して昼職で働くべき人と
・働くべきではない人

にははっきりと特徴があることがわかりました。それは以下のマトリクスで分類できます。

女装で働く目的が、
「自己実現の方が強い」なのか、「お金を稼ぐ方が強い」目的なのか。
そして働く業種において
何らかの有効な「スキル」を持っているのかいないのか。

これによって、女装で昼職で働くべきか、働くべきでないかをはっきり分類できることがわかったのです。

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もちろんわざわざ女装で働くということを望むので、
女装で働くということの中には、
「お金を稼ぎたい」という願望と「女装して女性で働きたい」とという願望が
同居している方がほとんどなのですが、どちらの願望が強いかで分類しました。それぞれ、詳しくみていきます。

 

スキル:なし/目的:自己実現の方が強い→△


女装で昼職で働くべきか?→△
スキル:なし 目的:自己実現の方が強い

スキルが「なし」で、
女装で昼職で働く目的が「自己実現の方が強い」場合は、
女装で昼職で働いてもかまいませんが、少し注意が必要です。

正直、スキルがないので、労働市場においては替えが利く人材でありますし、
その職場で成果を出すまでは待遇(とくに収入面)はあまりよくない場合が多いです。
なので、生活基盤が揺るがされる可能性があるので、家族を持っている方や、
一定以上の生活レベルを維持したい方は、必ずしも女装で昼職で働くことをおすすめしません。

しかし、何よりも、女装で働くことで、社会において女性扱いされたり、
女性として働くことそれ自体に価値があるので、スキルが「ない」とはいえ、
「自己実現の方が強い」方は、女装で昼職で働く選択肢も○だと思います。

しかしその分、

・就業先が今のところまだまだ限定されている=就職できる可能性が男性時よりも低くなってしまう

・収入面が低く安定しない場合が多い

という面で、労力やマイナスが多いので、△とさせていただきました。

 

スキル:あり/目的:自己実現の方が強い→○

女装で昼職で働くべきか?→○
スキル:あり 目的:自己実現のほうが強い

スキルが「あり」、女装で昼職で働く目的も「自己実現の方が強い」場合は○です。
そもそも、スキルがある場合は、替えが利きにくい人材なので、ある程度のわがままや願望も聞いてもらえる職場が多いです。
また、近年、有名企業が「LGBT採用」を推し進めている社会的背景もあり、
スキルさえあれば女装で働くことはそこまで大きな問題にはなりません。

むしろ「LGBTを採用することでダイバーシティを
推し進めている企業」というイメージ戦略にもなり、
積極的に採用されるようにもなってきています。

もちろんそのスキルを持つ人が少なければ少ないほど、替えが利かない人材になり、
女装であることで採用されない可能性は低くなります。
スキルがある人材はさまざまな会社から声がかかりやすいので、収入面も安定的に高いでしょう。

 

スキル:あり/目的:自己実現の方が強い→○



女装で昼職で働くべきか?→△
スキル:あり 目的:お金を稼ぐことの方が強い

スキルが「あり」、女装で昼職で働く目的が「お金を稼ぐことの方が強い」場合は、必ずしも女装で昼職で働くべきではありません。
要は、「お金を稼ぐ方が強い」のであれば、はじめは女装で働くことの真新しさや刺激に
満足しますが、しだいにそれにも飽きてくるのです。仕事においては、女装をしているメリットを感じる機会も少ないので、

「そもそもなぜ働きながら女装しているのかわからなくなる」場合が多いのです。

女装をしているメリット:
・男性にちやほやされる
・ほめられる

仕事においては、このような女装をしているメリットを感じられない場合が多いので、

「お金を稼ぐことの方が強い」場合は、
女装で昼職で働く時間が長くなればなるほど、
女装で働く目新しさが薄れ、そもそも仕事=お金を稼ぐ手段なので、
仕事をするのにおいてお金を稼ぐことが担保されれば、自分が女装しているかどうかなど
どうでもよくなってくる場合が多いです。

しかしながら、スキルは「ある」ので、女装で働くかどうかの選択の自由が本人にゆだねられる場合があるので、

・一度、女装で働いてみて
・飽きたら男性で働くことを会社に相談してみる

という方法も選択可能だと思います。

 

 

スキル:あり/目的:自己実現の方が強い→×


女装で昼職で働くべきか?→×
スキル:あり 目的:お金を稼ぐことの方が強い

スキルが「なし」で、女装で昼職で働く目的が「お金を稼ぐことの方が強い」場合は、
絶対に女装で昼職で働くべきではありません。

これが一番多くの女装で昼職で働いている、
あるいは働きたいトランスにあてはまるパターンです。
またこのパターンが一番失敗するパターンです。
そもそも替えが利きにくいスキルを持っている人材は少ないですからね・・・。

そもそも、女装で昼職で働く目的が
「お金を稼ぐ方が強い」のであれば、
男性でお金を稼ぐほうがはるかに安定性も収入面が高い場合が今のところ多いです。
また、3.でも書いたように、女装で働く目新しさが消えると、「女装で働く意味を感じなくなる」ので、
そうなると・・・

・なぜ男性で働けば、もっと簡単に就職できたり裁量も大きかったり、安定する可能性が高いのに、
女装なんてして昼職で働いているのだろう?
・女装のメリットがないのに女装して働いてるなんて意味不明

などと思ってしまうわけです。

 

 

結局、「女装で昼職で働くことが自己実現であり最上目的」の方でないと女装で昼職はおすすめしません。「女性として働ける」一点豪華主義じゃないと厳しい。

結局、

女装で昼職で働く目的が
「自己実現のため」であり、
女装で働くことで、女性として社会に溶け込めることが
最上の自己実現だというモチベーションがない限り、今のところ、
女装で昼職で働くべきではない(×)

ということです。
そして、

スキルがない場合は、
たとえ女装で昼職で働くことが最上目的であったとしても、
必ずしも働くべきではない(△

ということなのです。

なので・・・・

・スキルもなくて、目的としてお金を稼ぐことの方が強い方
→女装で昼職で働くべきではない

・スキルはないけど、目的として自己実現のほうが強い方
→スキルを身につけて、替えのききづらい人材になることで、自分の身を守れるし、自己実現もできます。

・スキルがある場合
→女装で働くかどうか選択の自由がありますので、目的に応じて選んでください。

もちろん、女装で昼職で働くことが自己実現になる方は、
ぜひ女装で昼職でドンドン働きましょう!絶対成功できます。

結局、女装で昼職で働きたい方は、女装でも働けてお金ももらえるなんていいじゃーん!と思うわけです。
しかし、働いた瞬間に、女装のメリットは色あせる場合が多いです。
昼職であればなおさら。

・女装でちやほやされることがなくなる
・女装でかわいくなってもそれが評価されることはない
・女装で自由にいろんな場所に行き、好きな人と好きな会話できることがなくなる

こうなると。。。。


女装は趣味のままがよかった・・・・・


となるのです。女装で昼職で働くことを検討している方がいたら、ご自身に、

・スキルがあるのか?あるとしたらそれがどれほど価値があるのか?(替えのききづらさ)

・果たして本当に女装で働くことが自己実現になるのか?趣味でやりたいだけでは?

これを問いかけて、
判断してみてください。

ご参考になれれば幸いです。






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