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私の女装遍歴

私の女装遍歴(17)初めて10人以上の女装子さんと遭遇。異世界へ足を踏み入れた日。

投稿日:



前回、大学が突如、麻疹の流行による休講で、
予期せぬ女装熱の再燃を見せてしまった私。
京都某所で出会った男性と、女装子さんが集まる公園で有名な
Q公園へ行くことになる!!!!
そこで私が見たものとは!!!

女装子さんが集まる公園に行くことに

ひさびさに女装した私は、初女装外出をして、
「やっぱり女装しない」と決めるきっかけにもなった京都某所で再度男性と待ち合わせ。

懲りないねぇ…(こりない)
女装というのは、本当に懲りない。
でも、女装道を究めようと凝っちゃう。(こっちゃう)
なんなんだろうね、マジで。

そこで出会った男性は、今まで出会った男性と違い、
気さくで非常に話しやすい感じだった。
名前はかねやん。

その男性が私に「Q公園に行かない!?」と誘ってきました。
そのQ公園というのは、当時、関西有数の「女装子さんが集まる公園」として
有名でした。

私が見たこともない世界の扉の向こう側に行ってみたい・・・!!!

私は好奇心に身を任せ、
その男性の乗っていた車で初ドライブすることに!!!

しかし、そのQ公園の場所というのが・・・
大阪府八尾市!!!

今いる場所は、京都だ。

遠い!!!!!!!

でも、私はもうワクワク感で脳がおかしくなっていたのか、
そんなこともどうでもよくなって、
とにかく今から、女装をして女になって、男性と一緒にドライブする…
というとんでもない初体験へのワクワクに胸を高鳴らせていました。

京都某所はとてもうす暗い場所だったのですが、
そんな場所のうっそうとした木々の間に満点の星空を描くように、
「この世界ってなんて素晴らしいんだ」という感覚で、
ルンルン気分で、男性の乗ってきた車へ移動しました。

あの日描いていた世界に、今いるんだ。

かねやんの案内に従って駐車場へ行き、かねやんが乗ってきていた軽自動車に乗車。

まさにこの瞬間、「男と女」なのですよ。

私の脳内では、B'zの「OH!Girl」がBGMとして流れていました。

OH!Girl歌詞

let me o, みだらに続く、濡れたハイウェイ to your home

Dont stop こんなにも熱いエンジン 落ち着かせるのは
ただ1つ 吸い込まれそうな 君の胸だけだよ

男と女が夜中にドライブをする。

そんなの、男性としてずっと生きてきた私が、自分が女性になって
体験するなんて…

女装をして小学生から漫然と「女っていいな・・・」という願望を抱きながら、
中学高校と、紆余曲折ありながら、
「でも、私は男性なんだ」と心のどこかで思いながら・・・

テレビで見る女優さんの恰好や、日常生活の中で見る、
当たり前のようにセーラー服を着て登校している女学生を
「羨望の目」で見ながらも、押し寄せる現実の中で、
自分の真っ正直な声を押し殺して生きてきた、これまでの日々。

きっと、どの瞬間も、私の中の女は夢見ていたのかもしれない。

今、この瞬間、私は女となって、男の隣でドライブしようとしている・・・

押し殺してきた私の中の女はもしかすると、
大海のセイレーンのように、私の膨大な心の中で、
静かに歌い続けていたのかもしれない。

その歌声が、時を越えて、今、この瞬間を、
彩っていく・・・

あの日描いていた世界に、今いるんだ。

 

1つ1つがうれしい。女扱いを体験する。

車で京都から大阪府八尾市まで移動することになり、
車でドライブ!約50キロくらいです。
その時もう深夜12時くらいだったのですが、夜のドライブ…

夢の中にいるような感覚で、私は胸で盆踊りしていました。
この瞬間を冷静にかみしめたいけど…
でも、抑えられない衝動の連続のような高揚感…

そして、かねやんは道中コンビニによります。
さっと、車を降り、降り際に、
「コーヒーでいい?ちょっと買ってくるよ、乗っててね」

でた!!!!!!!!!!
まさに、女扱い。

私が今まで女性に対してやっていたような「買ってくるわ、ちょっと乗ってて」
を今、私は女になって男にされている!!!

うわぁ、でたぁ!!!!!!

私は、これでもかというくらいに「はい、ありがとう♡」
その時の自分の精一杯の女感を絞り出してあいづちしました。
「私の中のとれたて女、生絞りジュース、どうぞ」みたいな感覚で。

ドライブ中の、かねやんの私の扱いは、本当に女性にたいするそれそのものでした。

「寒くない?クーラーちょっと上げようか」
「なんか、横顔がめっちゃかわいいね」

なんじゃこれ、なんじゃこれええええええ!!!!!!!!

かねやんの一挙手一投足、言葉がもう、私の心の弁をはがすかのように、
どーーーんと、私の心の中の女へドストレートで入っていきます。

うわぁ・・・私・・・今、女の子扱いされてる・・・

ぶっちゃけ、その時は高速道路を使わずに下道(一般道路)で行ったのですよ。

ぶっちゃけ、男の私であれば、「高速使えや、めんどくさいな」というタイプなのですが、
もうそんなことは忘れて「下道でいいわ♡」みたいな感覚でした。

なぜなんだ!!!
男の時だったら絶対にしないような深夜12時からの八尾へのドライブ。
下道でダラダラ走る。
きっと、男の私はイライラするはずなのに…

でも、女装して女になってるだけで・・・
まるで異世界へ来たかのように、まったく違う感覚で、
私の中に時間が入り込んでくる・・・

なんなの!?!?
いいのか!?!?!?
おかしくなっちゃいそうだ…

女装、最高…

 

女になりながらも、冷静な男の部分で私は、
その瞬間を俯瞰していました。

俯瞰する男の私、
没入する女の私、
それを繰り返しながら、ドライブをしていると、
あっという間に、八尾市の女装子さんの集まる公園Q公園に到着しました。

 

始めて自分の女装姿を複数人にじろじろ見られた体験

かねやんは「到着!!!実は俺自身もQ公園は初めてなんだよ!」
そういいながら、車を降ります。

Q公園…

大きな幹線道路沿いに、大きな緑地があり、
めちゃくちゃ大きな公園でした。

都会の中にぽっかりと、そこだけ何かを守るかのように、
明確に異質に区画された緑地公園がそこにはありました。

女装子が集まることで有名な公園…か。

本当に、そんなことがあるのか!?
女装子さんなんてそんなに存在しているのか!?

まだ見ぬ世界を想像しながら、うっそうとした緑地公園へと
足を踏み入れます。

大きな緑地公園であるQ公園は、夜中でも街灯がついていましたが、
入口の1つの街灯がついたり消えたりしています。

駐車場脇のトイレには、なぜか大人の男性たちが何人もうろうろしています。

私「え…何あの人達…」
かねやん「ゲイさんたちだよ」

私は意味がわかりませんでした。

年齢層30代~60代くらいまでの男性が、夜中の公園の
公衆トイレの付近で10人くらいがうろうろ歩いているのですよ…
私の頭の中にある世界では処理しきれない現実の光景に、
私はもう好奇心が破裂しそうでした。
チューンガムのように、割れても割れても膨らむわけでなく、
どこが限界なのかわからないけど、膨らみ続ける好奇心。
好奇心に全身がかゆくなってしまうほどに…

私「え、ゲイさんって、同性愛者のことだよね?
何してるの?」

ゲイの存在は知っていましたが「男だけど男が好き」というくらいの
知識しかありませんでした。
あと当時の私は「ちょっと気持ち悪い」という偏見も持っていました。

クリハラチアキ
あ、もちろん今は全くないですけどねwそんな偏見w

かねやん「うーん、この公園はゲイさんも集まる公園なんだよ。
ああやって集まって会話したり、タイプの人を探したりしているんだよ」

2人で会話しながら、公園の中へ足を踏み進める中で、
ゲイさんたちの目が私の姿に突き刺さります。

今、私、めっちゃ見られてる・・・

 

女装外出自体はこれで4回目くらいでしたが、
人目を避けて女装してきていたため、見ず知らずの複数の人に、
自分の女装姿をじろーっと見られた経験がなかったため、
私は少し、高揚してしまいました。

日常生活では、「オカマバレ」するのが怖かったのですが、
このQ公園では「女装していることは許容済み」という空気があることは、
「Q公園が女装子が集まる公園として有名」という情報から察しがついていました。

女が男にみられる感覚ってこんなんなんだ…

もちろん見ず知らずの複数の男にじろーっとみられるのは
気持ち悪かったし、
男の私であれば「何、見てんねん、お前」だったでしょうw
当時、まだ私は20歳で若かったしね笑

でも、

女装して女になった私は、

その視線をただただ伏し目がちで流しながら歩くだけでした。

 

かねやんは茶化すように、
「見られてるよwwwwやられちゃうかもよwww」と言ってきます。

私はまた女感を絞り出すように、
「やだ、もう!!!!」と言って、かねやんをボディタッチします。

出た!!!!女だ女!!!
「私の中のとれたて女、生絞りジュース、お代わり自由だよ!!!!」

みたいな感覚だったのでしょうか。

かねやん「さぁ、女装子さんのいるゾーンに行くよ!」

まるで、私とかねやんの探検隊隊長のような感じで勇んでいます。

探検隊長かねやんと、部員の私。
そんな関係があったかのようにいきなり「探検隊モード」になってるわけですよ。
「お前、いつから隊長になってん」と心の中でツッコんでしまいましたが、
「今、私は女の子♡」そう思いながら、この瞬間を楽しみます。

すると、かねやんが、

「あっ、いたいたいた!!!!!!!!」

いきなり声をあげました。
その先に見たものは…

 

深夜の公園に10人以上もの女装子さんが徘徊。

かねやんが「いたいた!」と指さしたその先には…

女装子さん!!!!!!!!!!!!!

なんと、女装子さんがいたのです。

どんな格好だったかは覚えていませんでしたが、
背が高い人で、金髪のウィッグをつけて威風堂々と、
公園を歩いていました。
その後ろには、男性が彼女を追いかけています。

なんなんだ・・・・一体、なんなんだこの光景は・・・!

 

私「え!?今の女装子さん!?!!?すごい!!すごい!!!」

かねやん「テンション上がりすぎwwwww」

自分と同じように女装している仲間を、リアルに見ることができた高揚感で、
私は一瞬我を忘れてしまいました。
その瞬間、男でも、女でもない、純粋な私だったような気がしますね。

かねやん「いるいるいるいる!!!」

Q公園は、幹線道路にまたがる公園だったため、公園は大きく2つのエリアに分かれており、
駐車場から、幹線道路をかかる連絡橋を渡って、女装子さんのいるゾーンに向かいます。

橋の上から、公園ゾーンを見下ろすと…

目視できる範囲内でも20人以上の人が…!!!
女性らしき姿の人も10人以上・・・・!!!

‥‥一体、なんなんだ、この光景は!!!!!!!!

 

かねやん「すごいすごいすごいすごい」

かねやんも、こんなに女装子さんが集まる公園に来たのは
初めてのようで、明らかに少年のような顔になっていました。

「いや、さっきの隊長みたいやった感じ、どこにやってん」
とまた心の中でツッコんでしまいましたが、

そんな冷静さを一瞬で吹き飛ばすような、見たこともない光景が、
私の目の前で現実に現れているのですよ。

その時すでに深夜1時。
京都から離れた大阪の公園で、
今、女装子さんが10人以上徘徊している…
そこに集まる男性と合わせると、
最低でも20人以上は存在している…
やばい、やばすぎる!!!!!!!!!

とうとう、異世界に足を踏み入れてしまった…

もう後戻りできない…

ふと、隣のかねやんの顔を見ると、
なぜか、りりしい顔をしていました。

「いや、戦いちゃうねん、で、さっきからなんで
ちょいちょい、探検隊隊長みたいな顔になってるねん」
とまた心の中でツッコみながら、

女装子さんがたくさんいるQ公園のその内部へと
足を踏み入れていきます。

次回に続きます。






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