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私の女装遍歴(10)0年目大学編-女装の世界を知った日、私は異世界への入り口を見つけた。

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前回、ついに大学入学を果たした私。
でも…さっそく「この大学でやっていけるのか!?」という不安で押しつぶされそうになる私。
早くもコミュ障と自分に対する自信のなさを発動…
このまま私の大学生活はしょうもないまま終わってしまうのか!?

私の女装遍歴(10)0年目大学編-大学デビュー&女装の世界を知った日、私は異世界への入り口を見つけた。

もはや、この大学に私の居場所はない…
リア充そうな派手な学生ばかりがいる大学…
ああ、もうだめだ・・・私の大学入学初日は最悪なものでした。
さぁ、どうなってしまうのか!

 

「逃げてはいけない」同じく大学構内で1人ポツンとしてた人に声をかける、その人は今でも大親友

入学式が終わり、いよいよ大学初日の通学日を迎えました。
大学に行くと、サークルや部活の勧誘をしている人々がたくさんいて、
構内には本当に新入生でごった返していました。

あぁ。。。マジでいやだ・・・・・
こんな大学生活楽しめる気がしねぇ・・・

しかも、私は文学部だったのですが、文化部の教室に行くと、
すでに、先に入学が決まっていた組である程度コミュニティのようなものができていて、
私はそこに割って入る勇気がありませんでした。

初日は、大学の説明等オリエンテーション的な活動がありました。
文学部だけでも600人くらいはいたのかな・・・?
大きい教室で集めって、教授や大学の職員の説明を聞いていました。

私はオリエンテーションが終わるとすぐに、教室を出て家に帰ろうとしました。
もう、超絶コミュ障発動なわけですよw

あぁ、まじうぜぇwww
こういう人が集まって、ガヤガヤしてるのマジ無理だわ・・・
サークル?なにそれ食べれんの?

とまるで自分のコミュ障を正当化するように自分に言い聞かせて、
大学の門へ一目散に帰っていきます。

サークルの勧誘の輪や、新入生たちをかき分けて私はそそくさと門のほうへ進みます。
門を出ようとした瞬間…
もう1人の私がこう話しかけてきました。

このままじゃ、だめだ。
逃げるのか?お前

そう、受験勉強の前に父親に言われた「一度逃げ癖がついた人間は一生逃げ続けるぞ」といわれ、
受験勉強を開始し、一定程度の結果を残し、自分に打ち勝った私が今、
大学初日に立っているわけですよ。

私には、できる。

そう言い聞かせて、私は帰ろうとしていた門に背を向け、
マジで苦手な大学構内の雑踏の中に引き返します。

人間って、やっぱりどんな小さなことでも成功体験が大事なんだと思います。
ぶっちゃけ「人に話しかける」とか今考えたらマジで何の不安もストレスもないんですけど、
当時の大学1年の私にとっては、めちゃくちゃストレスフルで大きな挑戦でした・・・w

もしかしたら、大学受験も逃げていたら私の人生は全然違ったものになっていたでしょう。

大学構内に引き返すと、私と同じように1人でポツンと座っている男子学生がいました。
私は心の中で、チャーンス!!!!!!

話しかけるぞ!!!!

そう思い、話しかけました。

私「あのぉ、すいません・・・ぼく友達がいなくて、もし今1人ならお話しませんか?」

みたいなことを言った記憶があります。

すると、その男子学生は若干怪訝そうな表情で

男子学生「・・・は、はぁ・・・・」

私は心の中で「うわぁ。。。なんか変な奴に話しかけちゃったな・・・・」
と思いましたが、

私「ぼくは文学部の〇〇です(本名)。いやぁ。。。マジでこういう大学の雰囲気苦手で・・・」

と自己紹介。
すると、その男子学生はさっきまでの怪訝そうな表情が一変。

男子学生「まじですか!僕もなんですよ・・・・ぼくは法学部の扇田っていいます。よろしく!」

さっきとは打って変わって、フレンドリーなカンジになりました。

その扇田くんも私と同じく大学の雑踏とかリア充な雰囲気が耐えられない様子でした。
人間って共通項があると一気にラポール(信頼関係)を築けますね!!!

私は扇田くんと一緒に、大学構内を回ることにしました。
何のサークルに入るのかも決めていない、という点も一緒でした。

扇田くん「いやぁ、マジで話しかけてくれた助かりました・・・
ぼくこの大学でやっていけるのか絶望してたんですよwwwww」

私「同じだねwwwぼくもだよwwwwwこれからよろしく!!!」

 

こうして私は、扇田くんと友達になり、次の日から学部は違うけれども、
昼休みや空き時間に一緒に行動を共にすることになります。

実は、この扇田君、今でも続く私の大親友なんですwwwww
いやぁ、人生ってほんのちょっとの行動選択でめちゃくちゃ変わるんですよね…
だからこそ、一瞬一瞬を大事に生きたいですよね!!
全ての行動選択が、どれくらい人生に影響を与えるのかはわからない。
でも、今の行動選択が、人生にものすごく大きな影響を与えるかもしれない。
だから毎日毎日を一生懸命生きる!!!!ってことなのかもしれません。

 

大学に慣れてきて、サークルも決まる。大学デビューもし、オレンジデイズのような日々を過ごすようになる。女装をしたい!という願望は忘れたように影を潜めた。

扇田君と仲良くなり、文学部の中でも知り合いができ始めました。
そのころにはすでに一人暮らしも開始していました。

イヤァ。。。マジで自由だぁ!!!!!!

私は大学生活をかみしめるように満喫していました。

私は、大学受験のために閉鎖した自分のウェブサイトを復活させようとしました。
しかし・・・・
そんなことよりも、大学生活のほうが楽しかったので、あれだけ閉鎖するときに
泣いた自分のウェブサイトの復活に興味がもてませんでした。

あのときは「受験が終わったら絶対復活させてやる!」と意気込んでいたのですが。。。
あれからもう2年の月日がたち…
私の中にあの頃と同じようなウェブサイト管理者としてのモチベーションが残っていませんでした。

やばい。。。大学、超楽しいwwwww

で、ここで思わぬ自分でも気づかなかった自分の価値に気づくのです。

それは、自分がオスとしてまぁまぁモテるということ。

なんですよ…いや、これ自慢とかじゃなくてね、自分の自分に対する価値観が、
180度変わったほどに衝撃的だったんです。

それまでの私は、過去の「私の女装遍歴」をご覧いただいてもわかるように、
友達が少ないし、男子校だし、女性にもてた経験なんて小学生以来ないわけです。
予備校時代にゆうちゃんと恋のようなものをしたものの、それもうまくいかず…
結局、自分は男性としての魅力は全くないと思っていたし、はっきり言って自信も全くありませんでした。

しかし・・・

大学に行くと、なぜか女性からいきなり告白されたり、
女性のほうから遊びの約束をしてきたり…
普通にポンポン女性の友達ができるわけです。。。

扇田君と一緒に行動するうちに、女子2人のカリナちゃんとマコちゃんと仲良くなり、
「4人組」のような仲良しを結成し、本当に朝から晩まで一緒に過ごしていました。
私、扇田くん、カリナちゃん、マコちゃんこの4人でいつも遊んでいました。
マジでオレンジデイズのようですwwwww

そうするうちに、私は髪型を当時流行していた「おにい系」にしたり、
男性用の服を大量に購入し、「おにい系」になっていましたwwww
ギャル男みたいなやつですよwwwwwww

大学1年生の前期が夏休み前の7月までなのですが…
そのころには自分は「モテる」と思うようになっていました。
実際、めっちゃモテたんですよ・・・

私、モテるんだ

この衝撃は今でも忘れません。
だってその時まで19年間、自分は全くモテない男だと思っていたし、
そもそもそんなことすら考えたこともなかった。
身なりなんて気にしてなかったし、自ら美容院にいって流行の髪型にするとか、
服を買うとか・・・そんなの考えられなかったですからね。
私は大学1年の3か月で大幅に自分の「男性性」対するイメージを向上させていました。

いわゆる、大学デビューってやつですwwwww

カリナちゃんとマコちゃんは、私と同じ文学部。
私は哲学専攻で。カリナちゃんとマコちゃんは英文専攻だったので、
クラスは違いました。扇田くんは法学部。
なので、授業は違うけれども空き時間になれば、学校のカフェテリアとかでダベったり、
京都の河原町などにみんなで出かけて遊んだり…
こりゃもう、毎日遊び惚けていました。

そのころは、毎日が楽しすぎて、女装をしたい!なんて願望すら忘れていました。
私からすれば、大好きだったウェブサイトを閉鎖してまで、勉強漬けだった
2年間の受験勉強生活を抜けて。人生で初めて手にした自由!の中で、
まだ学生の身分なので親のお金で生活してるにもかかわらず、
ないはずの羽を思い切り広げて、自由という空の風を全身に受けている感覚でした…

大学前期が終わった夏休みが2か月間あるのですが、
私はその時も4人組でめちゃくちゃ遊びまくっていました。
一緒に旅行もいったりしました!!!

実は、前期の途中で4人で「英語研究会」という英会話サークルに入っていたため、
夏休み中もサークルの活動で毎日のように顔を合わせていました。

しかし、そんな日々もやはり長くは続きません。

 

 

大学後期になり、4人組が徐々に遊ばなくなる。ヒマになる…女装願望再燃

大学後期になると、カリナちゃんに彼氏ができて、カリナちゃんは
その彼氏と過ごす時間が多くなり4人組で遊ぶ時間も減っていきました。
そしてマコちゃんもアルバイトを開始し、あまり遊ぶ時間もなくなっていきました。

結局、4人組で遊ぶ時間も激減し、私と扇田くんでダラダラと毎日を過ごしていました。
私も文学部内で、バンド活動をするような仲間ができていたため、
扇田君と過ごす時間も徐々に減りつつありました。

前期、マジで毎日本当に8時間以上一緒にいた4人組が一気に一緒にいなくなったので、
若干の寂寥感(さびしさ)も感じつつも、それぞれが楽しいことを見つけて
楽しいことをやっていたため、仕方がありませんでした。
とはいえ、サークルは同じだったため、週に2,3回は会っていましたが、
前みたいにサークル後も喫茶店でダベる・・・とかそういうのはなくなっていました。

大学1年生の後期も一気にすぎ、12月になり、私はまだバイトをしていませんでした。
ぶっちゃけ大学なんて1日3,4時間くらいしか授業がないため、
バイトをしていないと本当に暇なんですよね…
でも、大学前期は4人組で行動してたからすぐに時間もたったし楽しかったわけですよ!
でも4人組で遊ばないために…私はまぁまかヒマになってたわけです。

ヒマになると、思い出す、私の女装願望

 

ヒマになったことで私はなんとなーくですけど「女装したい」願望が脳裏に戻ってきていました。
「女装したい!」という激烈な感情ではなく、
「あ、そういえば・・・女装したいとか思ってたなー」という、ふわっとした雲のような感情です。

ふと気が付くと、一人暮らしの家にはネットをひいてノートPCもあるわけですよ。
そのノートPCで「女装」に関してヤフーやgoogleで検索すればいいんですが、
本当にそれすらしていませんでした。
そんなことすら忘れるくらいに大学生活が楽しかったんですよね…
でもいざヒマになり…

私は12月のある日、女装に関して人生で初めてネットで検索したのです・・・
すると、私の目の前に衝撃の世界が広がっていたのです!!!!!!

 

 

異世界への入り口を見つけた日。「女装子」・・・?「女装子が集まる公園」・・・?え・・・?この世の中には「女装する人たちが集まる世界」があるのか!?を知った衝撃の日

googleの検索窓で「女装」を打ち込んでみました。

そして、「検索」!!

……!!!

 

私は検索結果に並ぶ言葉を最初何のことか全く理解できませんでした。

 

ただ、ネットに接続するノートPCのファンの音だけが、1人暮らしの部屋の中でうなっています。

それ以外はまるでこの世から音がなくなったかのように静かな感覚。
無音の世界の中で、私はすべての自分の神経がノートPCに表示された検索結果に
吸い寄せられているのです…まるで時がとまったように。

 

「女装子・・・?」

 

脳内で私の何かが塗り替えられます。
これまで生きてきた世界とは全く違う何かが、私の脳内へ入っていきました。

どれくらい時間が止まったのか・・・

検索結果を見た私は、なんとなくですが、すべてを理解しました。

 

女装の世界がこの世界にあるんだ・・・・

その瞬間、私の脳内は…
まるで水中生物が初めて陸上に上がった日のような、
家に帰ってみると宇宙人が寝ていたような、
それくらいの衝撃が駆け巡ったのです。

私はそのワードを見たときなんのことなのかよくわかりませんでした。
女装というワードがあったため、なんとなく「女装してる人のことなのかなぁ」ということは
ニュアンスでわかりました。

あるサイトをのぞいてみると。。。

「女装子さん、デートしませんか?」

と男性と思しき人物からの書き込みがたくさんあるのです・・・

えええええええええええええええええええええっ

待って待って待って待って!!!!!!!!!!!

 

私はその時、もう脳内がぐわんぐわんに揺れるような感覚でした。

私はそのサイトをさらに読み進めます。

「〇〇公園」

 

ん・・・・?公園に集まっているのか・・・??

私は、その日、たった数センチのPCの液晶画面の前で、
液晶に照らされながら、異世界への入り口を見つけた勇者のように…
1人暮らしの部屋でたたずんでいました。

 

女装の世界が・・・あるんだ・・・・

このとき19歳。

私は異世界への入り口を発見してしまったのです。

 

大学デビューを果たし、男性性に対する自信がついていた私に
突如舞い降りた女装の世界への入り口…

19歳のクリハラチアキは、女装の世界へと導かれていきます。

次回へ続きます。





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