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私がハマった女装沼(9)-「女性として働く」のではなく「”私として”働く」

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女装OLとして女性入社した会社で最初は女性差別的な仕事を行う日々。
それ耐え、ついに男性キャリアでの仕事をするようになります。
いざECコンサルタントとして会社での仕事を全うし始めます!

女性として就職したものの、徐々に女性であり続けることが面倒くさくなり、
「仕事では男性でも女性でもどっちでもいいじゃん・・・私は私だもの」
と思いだし、仕事で結果を残すことにコミットし始めました。

私がハマった女装沼(9)-性別は自分のソーシャルマークに過ぎない。あくまでアイデンティティーは己(おのれ)である。

もうここまでくれば結果を残すしかない!!

男性での仕事をやめ、ふらふらふらふらしていた私。
途中ニューハーフスナックで働きながらフルタイム女装。
そんな日々を超えて、私は男性として働いていた時の感覚を
取り戻しつつありました。

 

「自分で決めて自分で行動する」ことの大切さ。権利と責任は正比例の関係にある。

私は結果を残すために、まず社内のいろんな部分を観察しました。

・今社員が行っている仕事のやり方
・月間の客数等のデータ分析
・社内の人間関係(誰と誰が仲が良くて、誰と誰が仲が悪い。経営陣の影響力や度量・・・etc)

これはあくまで現状(アズイズ)の分析です。
アズイズ分析を終えると、次にやることは会社の予算目標に対するギャップと、
そのギャップを生み出している原因とインパクト分析ですね!!!
(何がダメだから予算を達成できていないかの分析)

そうでなくても、私の会社は会社の予算を達成していない会社でした。
社員の雰囲気も「まぁ達成しなくても・・・」という雰囲気でした。

要は「負け癖」がついている組織です。これはよくありません。
いろいろと要素はありますが、この会社に足りないもので一番まずいのは
「目標を達成するという意識の欠如とノウハウがないこと」でした。

そこで私は、「会社創業以来一度も達成していないEC部門の予算目標を絶対に達成させる」という目標を掲げ、コミットすることにしました。
そして、「この会社で数字のことに関して言えるのは私しかいない」という状況を作ったうえで、
会社に対してドンドン数字の提言を投げていこうと思いました。

やると言ったら、やる

私は他人に言われたことはやりたくなくなる典型的なあまのじゃくなのですが(めんどくせw)
自分でやると決めたことは何があってもやりきるというタイプなので、絶対にやろうと
自分で誓いました。

結局、人間というのは自分で決めることが大事なんだと思います。

ぶっちゃけると目標を達成しなくても会社からは何も言われなかったでしょう。
だってほかの部門も一切目標なんて達成していなかったから。

だから、何?
他人なんて関係ねーよ
自分自身が自分自身の意志で決めた
自分自身との約束。
自分自身以外の誰が守る?

なんですよね。
自分で決めたことを自分の正義に従ってやり遂げる。

それだけの感覚でした。

そして、やり遂げた暁には、この会社において、数字に関して言えるのは私しかいない。
そうすれば、自然と会社から信用が与えられ、自分の自由と発言権が増すんですよね!

まずは責任を果たす。
責任の大きさと比例して権利は増える。
権利ばかり主張しても権利が広がらないのは、責任を果たさないから。

結局、自分で決めることが大事なんですよね。
誰かに敷かれたレールの上を歩くのは楽です。
でも、やっぱり一度きりの自分の人生は、
自分が主人公で、自分が演じるしかないんですよ。

自分で、決める。

もちろん、自分で決めた以上、何が起こってもその責任は自分でとらなきゃいけません。
でもいいじゃないですか!!!

死ぬほど何かをやっても、死なないんだから。

現状分析を終え、予算とのギャップを埋めるアクション計画を立てます。

 

女性で働くことを離れ、男性としてというよりも、「自分として」がむしゃらに働いた

私はそれから、結果を残すためだけに、土日も関係なく時間を使いました。
ギャップを埋めるアクションを行うためです。
要は改善です。
改善することは山ほどありました。

でも、1つ1つ目の前をこなすこと以外に道はありません。

1つ1つの小さなことの積み重ね。それがとんでもない場所へ行く唯一の道。(イチロー)

あの偉人・イチローさんでさえそうなんです。

自分というエンジン。
達成のアクションという道。
ガソリンは、絶対に達成するぞ!!!というコミットとモチベーションです。

人間なので、気分や体調でその日のアクションって変化するじゃないですか。
やってるうちに変わっちゃうアクションもあるじゃないですか。
でも、どんな時でも、「絶対に達成するぞ!!!」というモチベーションがあれば、
動き続けられます。

仕事における改善や新しい取り組みなんて舗装道路じゃないですよね!
でこぼこだし、道じゃない道も突き進んでいかなくちゃいけない。

でもそれをやるしか達成の道はないのであれば、
やるしかない♡

もはやこの時、化粧をしてスカートをはいて出社する頻度は激減していました。
むしろ、毎朝はやめに起きてシャワー浴びて化粧をする時間が減ったので、
「超楽だわ・・・」と思うようになっていました。

女性って本当に大変ですよね・・・
化粧が義務になってますからね、実質。。。

女性として働く前は「毎日化粧できる女性ってうらやましいなぁ」という感覚だったのが、
「毎日化粧をしなきゃいけない女性って大変だなぁ」という感覚に変化していました。

ましてや、会社によっては女性社員だけ制服着用義務がある会社もありますよね・・・
会社の事務服なんて外では着ない人が多いので、制服着用時間も発生するわけです・・・

マジで女性って結構大変なんですよね・・・

結局、私は女性として入社したものの、化粧もしない回数が増え、
Tシャツにジーパンというラフな恰好で出勤するようになり、
もう「女性として」とかはどうでもよくなっていました。

自分で決めたことを達成するという自己実現を仕事を通して行う。

ここにジェンダーがどうとか、全く関係がないわけですよ。
むしろ、女性差別がある会社においては「男性として働くほうがいい」ことすらあります。

 

 

性別ジェンダー社会の正体。性別ありきのアイデンティティー洗脳がなされてきた。しかし、そんなものは洗脳からは脱却し、「自分らしく」生きるべきなのである。

本来であれば、社会全体がそうあるべきなんですよね・・・

その人が性別に関係なく、仕事において何を行い、
どんなスキルを発揮し、何を自己実現するのか?

でも、実際の社会は、性別による制限や差別がはびこっているし、
やっぱり性別という感覚は人々の中にたしかに存在しているわけです。
実際に、男女差で統計をとれば、「どんな分野が得意」とか、「女性は~傾向がある」というものはありますが、
あくまでそれは現状の「男女2分性別とそれに付随するジェンダー」によって回されている現状の社会における
結果なので、

性別に関係ない自己実現の社会

においては、また違ったデータが出るはずです。

性別は自分のソーシャルマークに過ぎない。あくまでアイデンティティーは私=己(おのれ)である。

今の社会って、

生まれた瞬間に男性なのか女性なのか?→男性としての…女性としての…→男性として…女性として…何をするのか?

ってもう生まれた瞬間に性別とジェンダーを根底としたアイデンティティーを刷り込まれているんですよ。

だから、たまたま生まれた性別に合致した才能や好みがある人は楽しい人生を送れますけど、
そこからズレちゃうと・・・「お前、おかしいぞ」っていう社会からの刷り込みに洗脳されて、
「私、おかしいかも」ってなっちゃって…ストレスフルな人生を送る人を生み出している気がします。

も生まれた瞬間に…

お前は男性だから
お前は女性だから
そして社会もそれに付随する「性らしさ」=ジェンダーを構築し、
「すべき」先行型の社会っていうんでしょうか。
「こうあるべきだ!」というマジョリティ(多数派)論理の洗脳で人々は
アイデンティティーを構築しがちだったわけですよ、これまでは。

でも、もう今は違う!!

何をしたいのか?→何をするのか?→あっ、ちなみに性別は〇〇です

っていうもっと単純なものであるべきなんですよ、本来。

あくまで個人が主体。
その中に性別ジェンダーは包括されるべきなんですよ。
「男性として…女性として…」が使いたい人はアイデンティティーに組み込めばいいし、
使いたくない人は組み込まなくていい。

そして個人個人が多様にあふれる「何をしたい」先行型のアイデンティティーを形成していくんですよ。

私だって、あくまで仕事としてやってましたけど、それやってる時間も人生の時間であって。
私は全体の仕組みの要素をああしたりこうしたり分析してつなげたりする「着想」が大好きなので、
それをただ仕事でやってただけなんですよね。

もうそこでは性別とかどうでもいいわけですよ。

でも、それはあくまで理想。
現状はそうじゃない…

理想になってないから、現状はおかしい!!というのも少し暴論なんですよね・・・
だって、現状は現状で回ってるわけだから。
たとえ理想が実現されても理想が実現された世界における「新しい問題」は発生するわけで。
いつだって社会というのは不完全なままずーーーっと繰り返されていくんです!

 

 

結果にコミットする。月間実績昨対+300%を達成!信用を得れば、あとは自由が手に入る。「私が出社する」を作れ!

ここは仕事論を語る場所ではないので、詳細は割愛しますがwwww

女装拡散ゾウさん
結構語ってたじゃん…

結局、始動して3か月で月間昨年対比+300%で予算目標250%達成しました。

結局、私は女性として女装OLをやっていたものの、あまり「女性として」とかそんなのは関係なく働く自分がいました。

そして、

女装したいときは女装して出社し、したくない日は男性として出社する。
でも、そんなすべてを含めて「私が出社する」という扱いに、会社ではなりました。

結局それは、信用を作ったから。
信用さえ作れば、なんでも手に入ります。

だから、私はトランスの就職は逆転の発想でもいいんじゃないのかなぁと思ったりもします。
(もちろん全員がそうすべきと思いません・・・これは本当に個人差が大きいので、
一概には言えないので、「こういう考え方もあるんだ」というご自身の施行判断の材料の
バラエティとして加えていただけるといいかと思います)

【MtF トランス 就職】逆転のトランス就職法「男性で結果を残してからトランスで働く」という”急がば回れ就職法”とは? #lgbt  #トランスジェンダー #女装

こうして、私は女性として働き始めた会社で、
「私として」働くようになりました。

ぶっちゃけ、私は男性なのか女性なのかよくわかりません。
社会が決めた性別であれば「男性」でしょう。
でも、社会が決めたジェンダーでいう「女」であることもあれば
「男」であることもある。

じゃあ一体私は何なの・・・?

私です。

性別ありきのアイデンティティーではなく、
性別はアイデンティティーをマーク(決定する要素となる)1つにすぎないのです。

そして、社会と溶け込む以上、社会のルールとのバランスをとりつつ、
「私」というアイデンティティを確立していく。

「私は私」というのは誰でも言えます。
でも、人間は何らかのかたちで社会とかかわります。
なので、「社会の現状との接地面」のようなものは必要です。
それは一時的な妥協であっても、信用さえ得てしまえば、
その一時的な妥協は、「社会においても通用する私は私」になりえるのです。
(という考え方もまた数ある数多くの考え方の1つ)

「多様性」に関する考え方は「新時代のじゆう論」でも書いてます!

 

この段階で、私は一度首までつかっていた女装沼からほぼ脱出していました。

だって、「私を取り戻した」んだから。

女性性優位になりすぎて、男性生活が破綻し、人生自体が破綻してしまう女装沼。
そこから、私は私を取り戻し、男性の時に失っていた自分に自信も完全に取り戻しつつありました。

次回に続きます。

イチロー似顔絵拝借元:お絵描き日記~イラストレーター照井正邦様





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